みなさん、こんにちは。
回を重ねつつあるこちらのメイク連載、楽しんでいただけてますか?
さて、今回モデルとしてご協力くださったのは、ファッションスナップでも何回かご登場いただいている髙本千晶さん。
「ファッションについては知識も情報もアップデートできるのですが、メイクについては昔から苦手意識があるんです。顔立ちがコンサバなので、メイクをしすぎると自分の好きなモード感あるイメージとは真逆に行ってしまうので、結局赤リップに頼ることに……。でも、マスクが日常になって赤リップでメイク感が出せないので困ってます(笑)」
そんな髙本さんの普段のメイクアイテムは、ファッショニスタらしいブランドラインナップ!
「もともと眉も薄くて細いし、アイメイクがどうも上手にできないので、今日は目元にインパクトのあるメイクのアイデアを持って帰れたらいいなと思っています」
【赤リップに頼ったメイクが、モードなのに優しげな上品メイクに!】
髙本千晶さん
トゥモローランド デ・プレのバイヤーを経てフリーランスのファッションディレクター&バイヤーとして活動中。この初夏、数年ぶりに仕事でパリを訪れたそう。「数日間の滞在でしたが、やっぱり海外は刺激を受けることが多くてリフレッシュできました」。プライベートでは中学生の息子さんが。
【LESSON1】
マットだけど乾いてない! 大人のための内面発光ベース
洒落感のあるメイクを知りたい!――そう話す髙本さんにイガリさんがチョイスしたのは、マットな質感でまとめたメイク。
「つい、ベースにはツヤを!という方向性になりやすいのですが、気分的にはマットがおしゃれだと思います」とイガリさん。ファンデーションがわりにセレクトしたのは、ソフトマットな仕上がりのフェイスカラー。下地とコンシーラーで肌を整えた後、額、こめかみ、口元にブラシでフワッと色をのせました。
「髙本さんの肌は乾燥気味。とはいえ、カサつきをそのままにすると老けて見えたり疲れて見えるのでNG。今回はスキンケアをしっかりしたあと、グロウタイプの下地を全体に塗りました。上からパウダーを重ねることで、内側からじわっと発光するような柔らかさを感じる仕上がりに」とイガリさん。
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