アラフォー頃から目立ち出す、“前髪”と“サイド”の「ぱっくり割れ」。地肌が透けて見えるし、ヘアスタイルも地味見えするため、スタイリングにストレスを感じる人もいるのでは?
そこで注目したのが、欲しい部分にだけ気軽に毛髪を増やせる「ヘアループ」というメニュー。ヘアサロンで簡単に行えるので「最近はまつエク感覚でリピする大人の女性が増えている」とのこと。

今回は「ヘアループはどうやってつける? どう変わる?」から「費用は? 時間は?」など、ヘアループについての疑問を、人気サロン「AFLOAT」の井上紗矢香さんに伺います。

 


今回取材したのは……
AFLOAT D‘Lスタイリスト・井上紗矢香さん

 

大人世代に人気のアフロートでは、ヘアループをいち早く取り入れています。「ヘアループは短時間で付けられる上、その後のカットで理想のヘアデザインが簡単に手に入るのが魅力です。スタイリング時間が短縮されて髪の若返り効果も期待できるので、一度やってみるとリピートする方が大半です」(井上さん)

ヘアループに挑戦するのは……
産後の抜け毛に悩む黒沢小百合さん

 

「アラフォーになって、顔まわりの毛髪が細くなりました。さらに出産後、生え際の抜け毛が気になるように……。そのため、サイドと前髪のぱっくり割れが常に気になります」


Q そもそもヘアループってなに?


A 毛が寂しい部分に毛束を絡めて 簡単にボリュームアップするメニューです

 

特殊なファイバーの人工毛を使用して、欲しい部分に毛量をプラスする技術。実際の毛髪よりはるかに軽いのが特徴で、地毛に負担が少ないよう作られています。アイロンやドライヤーなど、熱処理もできるのでいつものようにスタイリングができ、また、部分的に毛量がアップすることでふんわり感などのボリュームも簡単。「イメージとしてはまつエクと同じ感覚です。まつげが細くなると寂しい印象に見えますが、まつエクを足すと一気に華やいで見えますね。ヘアループもそんな風に変身できます」と井上さん。


Q どうやって付けていくの?


A 今生えている毛にニードルを使って結び付けていきます

4本の人口毛が1セットになったヘアループを、足したい部分付近の毛髪に引っ掛け、それを結び付けていきます。今回のモデルさんは前髪の割れ目の一部と、右サイドの生え際に行います。最後に全体のヘアカットをしますが、ヘアループもバランスを見ながら地毛と一緒にカットすることで、デザイン性の高い仕上がりが手に入ります。