コロナ禍で世界的に香水の売上が急伸した、というのが美容業界ではここ３年大きな話題です。誰にも会わないけど自分のために香らせたいという人が、そんなにも多いんだなと数字でも明らかになったわけです。かくいう私も、完全テレワークの日こそ香水をつけている気がします。電車やオフィスで香り過ぎてはいないか、などと気兼ねすることなくつけられるし、もう少しここまで……とダラダラ働き過ぎてしまうようなメリハリの難しい生活にこそ効いてくるからなのかも。
というわけで、このデイリーフレグランスを手にしたときは、まさにお助けコスメだなと思いました。タバコを吸う人ってこんな気分で吹かしているのかもしれないですね。
そろそろ香りが消えてきたな……と思った頃が次のタイミングに
朝は少しスパイシーさを含んだような柑橘系の香り、昼過ぎはフレッシュなホワイトフラワー系にグリーンの混ざったような香り、夜は落ち着いたラベンダーに少しエキゾチックなアクセントを効かせたような香り、とそれぞれの個性は異なりますが、全てにほのかにウッドが含まれているせいか、どれも派手すぎず暮らしに馴染むように感じます。
それぞれにきちんとトップ、ミドル、ラストが設定されている調香なので時間と共に香りが少しずつ変化して行きます。オードトワレなのでそれぞれ香りの持続時間は３〜4時間。
前の香りが変化してあまり存在感がなくなってきたな、と思う頃には、朝から昼へ、昼から夜へと時間も経過しているので、つけたければ次の香水をシュッとしたりして、なんとな〜くメリハリが生まれるのです。
デイリーフレグランスというと、香りがもっと薄っぺらいものなら存在したと思うのですが、こちらは強すぎず単純すぎず、程よくちゃんと香水感があって気に入っております。おうちフレグランスの習慣がある方はぜひチェックしてみてください！
前回記事「コントロールカラー下地「緑&オレンジ」は部分づかい推奨だったのか...と実感した件」はこちら＞＞
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