【昇進したら】できる女子あるある、「みんなのママ」になってない?
指示やルールにしっかり従い真面目に働く「できる女子」。彼女たちが昇進したときのあるある事例が、無理やり時間を捻出して全力で頑張っているのに「部下が育たない」こと。
「私がやった方が早い!」とばかりに、部下の仕事を手取り足取りサポート、自分が出した指示が会社の方針でひっくり返っても「会社の方針ですから従ってください」と紋切り口調で部下にお達し。責任感と仕事に対する忠誠心が強い女性にありがちな行動かもしれませんが、これでは部下が自走するようにはなりません。
昔は鬼ママのような形相で部下を怖がらせていたという下河辺さん。自身の反省を踏まえて導き出した、管理職の魔法の三原則が紹介されています。
ま:ママ役をしない
ほ:ほったらかさない
う:嘘つかない
部下のやることに手も口も出しすぎない。しかし、放置はせずにちゃんと周囲を見て「察する力」を磨く。上司としてのプライド・立場を守るための嘘は厳禁。この三原則はとても基本的なことのように思えるかもしれませんが、意外と実践できていないのではないでしょうか。
女性であることからは逃げられず、他人のバイアスを変えるのは難しい。
でもだからこそ、女性が経済的に自立できることが大事だと、下河辺さんは繰り返します。そのためには、いろいろな環境の女性が会社で立場と発言権を得て、次の世代のロールモデルになることが大きな助けになるはずです。
「察してちゃん」になってない? 「みんなのママ」になってない?
男尊社会でも自分らしく昇進していくために、何度でも自分に問いかけてみませんか。
文 /梅津奏
前回記事「「会議前の雑談が苦手」「いきなりかかってくる電話が恐怖」…そんな私は負け組?“静かな人“の戦略法」はこちら>>
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