冬の寒さは平年より厳しくなる、なんて予報も出ている今年。そうなると必要になるのが「ダウン」。インポート物では10~20万といった高価格なものがざらにある中、ユニクロにいくと、価格も品質もありがたい“コスパ“なダウンが勢揃い。毎シーズン、デザインや色のバリエーションが増えている中、ファッションのプロである、エディター松井陽子さん、スタイリスト室井由美子さんが注目したのは?

 

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外は寒くて、中は暑い…。「冬の快適」を作るのは、軽くて暖かな「ダウン」しかない!

松井 なんとなく今年は11月が暖かいから現実的に捉えていないけれど、今年も間違いなく寒い冬はやってくるのよね。

室井 来ますよー(笑)。もうすぐ12月です。一年が終わるんです。そして、コートの季節もやって来ます。

松井 そうよね、現実逃避にもほどがあるわね(笑)。 最近は”冬の快適”が本当に難しいの。ムロリンはそんなことない? 外は寒い、そして室内は暑い。その寒暖差をどう克服すればいいのかしらって、本当に毎年考えちゃう。……ってこれぞまさに更年期なのかしらね。

室井 それは世の女性の多くの悩みだと思いますよ。電車も暑いくらい暖かいし、ビルの中はシャツ一枚でも平気な温度ですものね。それに私たちには、極寒の真冬の外ロケというちょっと過酷な環境もありますからね。

松井 そうそう(笑)。寒いからといって、上に着過ぎると、家に戻る頃には肩が凝ってるでしょ。だからと言ってアンダーウェアがウォーミー過ぎると、外にいるならまだしも、室内だと体温がこもりすぎちゃうのか、なんとなくのぼせてしまうような気分になるの。それも辛くて。暑ければ脱げて、少し肌寒いと思ったら着て、と気軽に脱ぎ着しながら体温調整できるものを冬の間ずっと探している感じ。

室井 適温をどう作るかって本当に難しいですよね。松井さんはダウンジャケットは着ないんですか? 軽くて暖かといえば、ダウンジャケットですよ。シーズン前の展示会で見せていただいたときから、今シーズンのユニクロのダウンジャケットのラインナップが気になっているんです。

松井 ユニクロの数々のコスパアイテムの中でも、ダウンジャケットって本当にすごいと思う。ダウンの分量もしっかりあって、撥水効果などの機能も付いていたり、それで2万円を切るお値段設定って! でも、実際には私はまだ買ったことがないの。でもずっと気にはなっています。

室井 それはもったいない! 早速見せていただきましょうよ!