あの名店のクッキー缶が¥950で買える奇跡!
日本人なら大半が見てすぐにどこのものかわかる、「銀座千疋屋」の包装紙。ターコイズグリーンにバラ柄があしらわれたこのデザインは、1947年、銀座五丁目にオープンした「ニュウ銀座千疋屋」で考案されたもの。そして今でも従来のデザインをリデザインしながら、守り続けています。そんな「銀座千疋屋」の包装紙が缶になったのは2019年バレンタインのこと。このときは缶マニアとして歓喜しました。何しろ缶は半永久的に残すことができるからです。
そして、今年新たにホワイトにバラ柄があしらわれた缶が登場! 何でしょう、この魅力的でレトロ・エレガンスな缶は! しかも950円! 1000円以下というお値段もお手頃を通り越して安すぎるのでは!? と心配になるほど。でも消費者にとっては本当にありがたいですよね(涙)。
中には、ストロベリー、ピスタチオ、チョコオレンジのクッキーが入っています。
世界的なアーティストが描く、来年の干支
メープルキャラメルビスケ(Rabbits Play/遊戯)、(Good Friends/仲間)各¥2300(税込み)
「鬼怒川金谷ホテル」や箱根町仙石原にある「KANAYA RESORT HAKONE」を手がける、金谷ホテル観光グループが今年8月、鬼怒川温泉駅前に「金谷菓子本舗」をオープン。こちらのショップからは今後、毎年、干支をあしらったデザインのクッキー缶が発売されます。そしてその記念すべき第一弾となったのが、この「メープルキャラメルビスケ」。フランスを中心に活躍する日本人アーティスト河原シンスケ氏による、来年の干支のうさぎが描かれています。デザインは、「Rabbits Play/遊戯」、「Good Friends/仲間」の2種類。女性でも持ちやすいサイズと2000円台というお値段も手土産向きです。
そしてこの「金谷菓子本舗」からもう1つ紹介したいのが、「山椒ビスケ」。チーズのクッキーに実山椒をアクセントに加えた大人味のビスケ。食べるとすーっと山椒の香りが抜ける初めての味わいを楽しめます。ワインにも合うので、ぜひボジョレー解禁に合わせてお取り寄せしてみては?
どちらも“クッキー缶の箸休め的存在”である、小さなメレンゲが入っているのもいいんです。
日本の伝統色“新橋色”の限定缶が数量限定で発売
「資生堂パーラー」の中でも最も古く、そしてパーラーを代表するお菓子「花椿ビスケット」。毎年、限定色が出ているのですが、今回は日本の伝統色であり、明治後期に流行の最先端だった新橋芸者たちが好んで着ていた着物の色に由来する“新橋色”で登場。明るい緑がかったブルーが美しいお菓子缶です。「花椿ビスケット」はちょっとした手土産として喜ばれる中、さらに限定色などお贈りしたらもっと喜ばれること、きっと間違いなし!です。
いかがでしたか。お菓子缶のシーズンも本番に入り、かわいいだけじゃなく、美しいお菓子缶が続々と登場し始めました。おいしいお菓子を食べるだけでなく、ぜひ缶も愛でてみてください。
950円から手に入る、プロ推薦、秋の名店お菓子缶リストはこちら!
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構成/佐野倫子
前回記事「おいしい大人のハロウィン!ラグジュアリーホテルの可愛いお菓子を2000円以下で」はこちら>>
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