みなさん、こんにちは。

今回ご登場くださったのは、モデル募集を見て応募くださった、辻本さん。
「化粧を濃くしないと顔がぼやけるようになってきたのを感じています。だから毎日のメイクは意識的に濃くしているのですが、そうすると古い感じになっちゃうのが悩みで……。ミモレブロガーの山根亜希子さんみたいな、清楚で透明感のある感じになれたらなと思っています」

そんな辻本さんの毎日のメイクアイテムは、ブラウンをベースにしたベーシックカラー。

目元に重きをおいているというお話の通り、マスカラやアイライナーは落ちにくいのにお湯でオフできるタイプのアイテムがラインナップ。マスカラはデジャヴとマイラッシュを眉用、まつ毛用で愛用中。アイライナーはラブライナー。コスメデコルテのゴールドシャドウや、THREEのハイライターなど品のあるツヤアイテムが。

「目ヂカラは欲しいけれど、黒だとキツく見える気がするので、マスカラやアイライナーはブラウン系を使うようにしています。ついついしっかりめのメイクになってしまうので、今日は、古く見えない透明感あるメイクを知れたら嬉しいです。あと、ベーシックなブラウンメイクばかりなので、色を使ったメイクにも挑戦できたら嬉しいですね」(辻本さん)


キリッと印象強めのメイクが、透明感と柔らかさのある大人印象に!

 

辻本愛子さん
3歳の男の子の育児をしながら、ワイン輸入代理店の広報として、ワインの魅力を伝える38歳。仕事柄、ワインの知識も豊富で、メイクルームではイガリさんとワイントークで盛り上がっていました。

 


【LESSON1】
ベースメイクの主役は下地! 下地トリプル使いで透明感と艶仕込み


顔がボヤけるのは嫌だけれど、透明感はほしい—そんな辻本さんのリクエストに答えるべく、イガリさんがまず手にしたのは、3種類の下地。

ピンク色の下地は血色感を底上げし、温かみのある印象に仕上げるため。
「ピンク下地とツヤを引き出すストロボクリームだけでもいいのですが、寒色のパープル下地を組み合わせることで肌の透明感が引き立つんです」とイガリさん。
しかも、こんなに? というほどにたっぷりの量をなじませます。例えるのなら、それぞれ100円玉大くらいの量を少しずつ重ねるように……。
「みんな、使う量が少なすぎ。しっかり保湿した肌にきちんとなじませれば、下地だけでおおかたのアラは整うはず」

全顔にコフレドールのピンク下地を塗り、上からマックのストロボクリームを重ねる。そのあと、額と両頬にジルスチュアートのパープル下地を塗る。それぞれ、100円玉大ほどを塗り、ハンドプレスをして体温でしっかり馴染ませるのが、白浮きさせないコツ。

ベースメイクというとファンデーションが要だと思いがちですが、イガリさんのメイクを見ていて感じるのは、大人にとってのベースメイクのキモは下地だということ! 
今回の辻本さんのメイクも、ファンデーションは使わずに、小鼻周りや口元まわりの色ムラをコンシーラーで補正して仕上げています。

 
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