【LESSON2】
しっかり目元と鮮やかリップを繋ぐチークテクニック
鮮やかなリップカラーと、下まぶたにも締め色を入れた囲み目メイク。
そのふたつのパーツをつなぐのが頬周り。チークとしてイガリさんが採用したのが、シェーディングとハイライト。
「シェーディングは、顔のサイドを引っ込ませるようにフェイスラインに。残った何も塗っていない頬の部分はハイライトで。頬骨と鼻の脇にそってなじませることで、頬をふっくら見せています」とイガリさん。
チークではなくシェードカラーとハイライトで凹凸感を引き出すことで、スッキリとした印象に。
【LESSON2】
眉は下辺を直線気味にしていきちんと感を
メイク中に辻本さんがおっしゃっていたのが「離れ目が気になる」という言葉。
これに対してイガリさんは、離れ目こそ今旬のオシャレ顔!と。
「ご本人はコンプレックスと感じているのかも知れませんが、濃いメイクをしても古臭くなりにくいので、年齢を重ねるほどにメイクの幅が広がるはず。10代や20代の子たちからすれば、辻本さんみたいな顔ってすごく憧れ!」(イガリさん)。
たしかに、今回のメイクは、鮮やか色のマットリップ×囲み目メイク。
なのにきつく見えたりしないのは、顔の中心部の抜け(=余白)が多いから。つまり、辻本さんの顔立ちを活かしたメイクを採用しているのです。
「離れ目が気になるあまり、眉頭を寄せるようにメイクする方も多いと思いますが、今回はあえて眉頭には手をつけずメイクしています。そうすることで、こってりとした色を使っても派手になりすぎないんです」(イガリさん)
FINISH!
華やぎと大人っぽさが宿る上品メイクが完成!
「眉やマスカラなど目周りをブラウンにしてみれば、透明感って出るのかと思っていましたが、今日メイクをしていただいて、そうじゃないことに気づきました」と話す辻本さん。「それに、下地づかいでこんなにも変わるということもびっくり! 下地はひとつでいいものだと思ってたのに、2つも3つも使い分けるのは目から鱗でした。また、ずっとコンプレックスだと思っていた離れ目を誉めて頂いたのも嬉しい。ありがとうございました」
前回記事「アラはカバーしながら透明感! 大人のベースメイクは下地が要!」はこちら>>
【写真】アラフォーのぼやけ顔。対策はメイクを濃くするだけじゃない。重要なのは透明感!使用コスメの一覧も
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撮影/榊原裕一(モデル)、金栄珠(物)
ヘアメイク/イガリシノブ(ビュートリアム)
スタイリスト/石川美久
構成・文/畑中美香
前回記事「アラはカバーしながら透明感! 大人のベースメイクは下地が要!」はこちら>>
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