こんにちは、エディターの昼田です。
最近、おしゃれにまつわる「個別のカウンセリング」をやっています。自分に似合う服ってなんだろう? こういう私になりたいけど、どうしたらいいの? その答えをずっと自分の中で模索し続けるのもいいですが、たまには第三者の視点を入れることでラクになったり、新しい道が開いていくように思います。私自身、この仕事を20年やって収穫したことをそろそろアウトプットしたい……という気持ちもあって個人セッションをやってみたのですが、逆に勉強になることも多いです。そしていろんな方との対話は新鮮で、楽しいです。
さて、今日はセッション中に「そんな視点で捉えたことがなかったです」というお声をよくいただく、「おしゃれ見えの絶対法則」についてシェアしたいと思います。断捨離話とはちょっとそれますが、私にとっては超重要事項!(笑)。毎日意識していることでもあります。
それは「服の質感」です。
私のようにシンプルなおしゃれが好きな方。いまいち垢抜けないんです……という方こそ、意識してもらいたい視点です。
もう随分前のことになりますが「シンプルなのに素敵に見えるのはなぜ?」というファッション企画を担当したときのこと。「〇〇をやったら素敵に見える」という絶対法則があるに違いないと思って、ひたすら研究したことがあります。
そこで判明した絶対法則の一つが、
「上下の質感をつけるほどおしゃれに見える」
です。
質感ということにピンとこない人は、素材の表情、と捉えていただくといいかもしれません。
マット、ツヤ、透け……いろんな質感がありますが、上下の組み合わせが「マット×ツヤ」のようにコントラストがつけばつくほど、メリハリが出るのでしゃれて見えます。逆に、似ている質感どうしだとのっぺりして見えてしまうので、パッとしない印象に。
「素材」ではなく「質感」ですのでご注意くださいね。
この法則を見出してからは、私自身も「質感」にものすごく気をつかうようになりました。
このときの格好が分かりやすいかもしれません。ウェットヘアでツヤ感を入れながら、全身で「マット×ツヤ」をミックスしたコーディネートにしています。ツヤのなかでも光沢感が強いものと弱いもので、メリハリをつけます。
質感を攻略したから、ワントーンスタイルができるようになったと言えるかもしれません。
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