片づけを行う時に“ときめくかどうか”の基準で残すモノを決める「こんまり®︎メソッド」を編み出し、片づけによって人生が変わることを伝え続けているこんまりこと近藤麻理恵さん。こんまり®︎流片づけのコツを伝授するWEBマガジン「片づけの学校」では、人生を上向きにする片づけ方法があらゆる角度から紹介されています。本連載【こんまり®流・片づけ術】ではその内容を抜粋してお届けしていますが、今回は“片づいた部屋をさらにときめく空間にする方法”をご紹介します。

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目次
・片づけ後は自分だけの癒やし空間を作ろう

・ときめきが足りない時はまず花を

・身の回りのモノで美術館のような空間に

・お守りは神棚へ!

 


片づけ後は自分だけの癒やし空間を作ろう


時間をかけて多くのモノを手放し、家はスッキリ! でもスッキリしているというだけで、自分らしさに欠けてしっくり来ない……。そうならないために、こんまりさんは「自分のときめくモノしか置かないマイスペースを作ること」を提案しています。

キャビネットの上や寝室、トイレ、玄関、クローゼットの一角など、空間自体は狭くて構いません。お子さんの写真や母の日にもらったカードをコルクボードに貼り、キッチンの一角にマイスペースを作ったというこんまりさんのお客様は「おかげで以前より料理をする時間が楽しくなった」と教えてくれたそう。

写真:Shutterstock

ふとした瞬間にお気に入りのモノたちが目に入るだけで、幸せな気持ちになれる──。マイスペースには、そんな効果があるとこんまりさんは話します。
 

ときめきが足りない時はまず花を


また、片づいた部屋がどこか無機質で殺風景な気がして何だか物足りないという方には、まず花を飾ることをおすすめしています。「ときめき不足の方は、実は圧倒的に色が足りないんです」とこんまりさん。

片づけ後、お気に入りの絵や小物を飾ったり、カーテンやクッションカバーなどをときめく色に変えられればいいのかもしれませんが、それはちょっとハードルが高いと感じるのであれば、花を一輪飾るだけでも構いません。

写真:Shutterstock

部屋の中に色があるだけでその場が華やぎ、ときめく空間に様変わり。しかも生花は長持ちしないので、その瞬間に欲している色や季節感が加わり、より今の気分にマッチした空間が作れます。

 
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