釜山ライブの後にVが訪問。Vと同じ29番個室は早くもARMYに人気

③ 一品韓牛釜山市海雲台区佑洞626-11

釜山で最新の聖地が、リゾートで知られる海雲台ビーチの近くにある「一品韓牛」です。

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ここは、10月15日の釜山公演の後に、Vがやってきた場所。お店の人が、その日のことを話してくれました。

「ご家族や俳優のパク・ヒョンシクさんたちと来店されました。ライブの後できっとお腹が空いていたのでしょう。韓牛の盛り合わせをたくさん召し上がりました。」

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Vの一行が座った29番の個室。取材に訪れた日もARMYが来店していました

「一品韓牛」は、2003年に釜山地域で初めて「梅韓牛」を取り入れた高級焼き肉店です。「梅韓牛」とは梅を加えた飼料で育てられた牛のこと。お店の方曰く、「化学薬品フリーで育った牛のお肉は、やわらかくおいしいのです」。2005年に釜山でアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開催された際には、国賓の晩餐を提供したことも。お店の入り口には、映画『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督や俳優のイ・ジュンギはじめ、韓国内外の著名人の写真がたくさん並んでいました。

「Vさんは辛いものがあまり得意ではないので、ふつうの冷麺とビビン冷麺をミックスしたもの特別にお出ししました。『ちょっと辛いですね』と言いながら、完食されました(笑)」

「Vさん用の特別冷麺はメニューにはありませんが、一般のお客様にもご提供可能です」とのこと。メニューには他にも「韓牛のわかめスープ」や「韓牛トックク(韓国式お雑煮)」「牛肉スープとビビンバのセット」などがあり、1万5000ウォン(2022年10月現在)と、高級店の味をリーズナブルに楽しむこともできます。

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「牛肉スープとビビンバのセット」。スープは具がいっぱい!
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店内には韓国の伝統的な庭を再現したオブジェも。
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Vの一行が飲んだのと同じお酒が展示してありました。
 


BTSの第一章を締めくくる舞台となった「聖地・オブ・ザ・聖地」

④ 釜山アジアード主競技場広域市 蓮堤区 ワールドカップ大路 344

2022年10月15日に『WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS <Yet To Come> in BUSAN』が開催されたスタジアム。デビュー当時からのディスコグラフィーのハイライトを披露したステージはまさに彼らの存在の「Proof(証し)」。一夜だけのスペシャルライブは、歓喜の渦に包まれました。

ライブの2日後、所属事務所のHYBEは、「BTSは兵役義務を履行するための具体的な準備に着手しました」「2025年あたりにはBTSが7名でのグループ活動を再開することを希望しております」と発表しました。

第一章を締めくくる舞台となった釜山アジア―ド主競技場は、BTSとARMY、そしてK-POPにとって「聖地・オブ・ザ・聖地」。熱い思いとともに歴史を刻んだ大切な場所として、永く記憶されることでしょう。

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第2回「「JUNG KOOKは近所の女性たちから『芸能人になるべきだ』と評判でした」【BTS釜山聖地巡礼レポ中編】」>>


取材協力/KOREA GUIDE CENTER(釜山市民公園取材分)
文・撮影/桑畑優香
構成/露木桃子
 

 

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