先日、JINが近く兵役に就くことが発表されたBTS。7人そろってステージに立つのは、10月15日の『WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS <Yet To Come> in BUSAN』が一区切りとなりました。
コンサートが開催された韓国・釜山は、メンバーのJIMINとJUNG KOOKの故郷です。彼らはどんな風景を見ながら成長したのでしょうか。釜山のゆかりの地を訪れ、足跡をたどってみました。まずはJIMIN編です!
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子どもの頃から通い、今年1月にも家族で来店。JIMINのふるさとの味
JIMINにとって、まさにふるさとの味といえるのが、ここ龍門閣のチャジャン麺。お店に一歩入ると、右手奥にJIMINの写真でいっぱいの壁が見えました。
お座敷席奥の左から2番目が、通称「JIMIN席」。今年の1月にJIMINが座った場所です。「昔のことを思い出してチャジャン麺が食べたくなったんです」と、家族と一緒に突然来店したJIMIN。ユニチャジャン麺(玉ねぎと牛肉のみじん切りが入ったもの)とチェンバンチャジャン麺(大皿のもの)にタンスユク(酢豚)のセットを食べました。その時にお店に残したサインがSNSなどでじわじわ話題になり、ファンが訪れるように。「JIMIN席」ができたのも、ファンの発案によるものだそうです。
店主のパク・スニさん、オ・スンイクさん夫妻によると、JIMINの家族は龍門閣のチャジャン麺が大好きで、「10日に1回ぐらい家に配達に行った」とのこと。当時オーダーしていたのは、もっともオーソドックスなタイプのチャジャン麺でした。
お店で当時の話を取材していると、お客さんの中に「中学生の頃のJIMINを知っていますよ」という人がいました。同じ学校に子どもが通い、家族とも仲が良かったとのこと。
「JIMINは勉強がよくできて、特に数学が得意。体の不自由な友だちをサポートするなど優しくて、いつも学級委員をやっていました。中学校の頃に、学園祭でJIMINがポッピンを踊って、大反響だったんです。帰りに友だち家族が集まってチキンを食べに行ったときに『サインちょうだい』ってお願いしたら、『サインなんてありません』と恥ずかしそうに言って。あの時、サインをもらっておけばよかったと、一生後悔しています(笑)」
「近所の子が世界スターになるのは不思議で、うれしいですね」と、店主ご夫妻。1月にやってきた時、JIMINは店のカウンターにいたパク・スニさんに「思い出の店をずっと守ってくださり、ありがとうございます。これからもお元気でいてください」と、ハグをしたそうです。
「JIMINさんのおかげで、世界中からお客さんがくるようになりました。本当にありがたいですね。全力でおもてなしをしたいと思います」
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