北海道と同じくらいの緯度であるカナダに住むエディターが実体験で分かった、雪の寒い日の服装のコツを紹介します。
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「滑らない」「濡れない」が雪の日の服装で絶対に譲れない点
あまり雪が積もらないと言われているバンクーバーでも先日雪が5cm以上の雪が積もりました。東京より北に住んだことがない筆者にとっては、こんな積雪を体験するのは生まれて初めてのこと。
雪の日の服装で大事なのがまず「滑らない」こと。車道は除雪されているのに、歩道は雪がそのまま残っている場所も多い……。カナダで初の冬を迎えるにあたって、いちばんに用意したのが雪でも歩ける靴でした。そして「濡れない」こと。雪が降っている最中は、雪が風に舞って四方八方から飛んでくるので傘ですべてを避けるのが難しい。だから、濡れても弾く「防水」や「撥水」のアウターがマストです。
気温はマイナス。かつ雪が降る日の服装はこちら
雪の日に備えた完全防備ファッションです。
コートは、撥水機能があり、防寒効果が高い長め丈。そして、パンツは、スキーやスノーボードもできる本格仕様のスキーパンツ。防水性と透湿性も備えています。タートルネックニットで首元にも隙間をつくらず、ニットの下には防寒インナーを着ています。
ブーツは、保温性、防水性、滑りにくい靴底のすべてを備えた理想系です。また、気温が氷点下になる日は特に、極力素肌を出したくないので、ニット帽で耳まで隠し、防風機能のある手袋も欠かせません。気温がマイナスの日に、手袋をはかないでたった1分くらい外にいただけで、霜焼けになるかと思うくらい手が冷たくなったことがあります。もし寒い地域に旅行される方は、是非とも手袋を忘れずに!
もちろん、外を歩くときは、コートのフロンはすべて留めていますので、こちらが本当の完全防寒ファッションです。アイテムはすべて機能重視で選んでいるので、「おしゃれ」とはなかなか程遠いですが、気温がマイナスだと我慢できるわけもなく、我慢できる年齢でもなく、無理に我慢しようとまでも思えず……。これがリアル(笑)。
機能性の高いアイテムを自分の好きなデザインで探すこと以外に唯一、おしゃれを楽しむ方法があるとしたら、配色くらいでしょうか。ライトグレーと淡いブルーでクリーンな爽やかさをプラスしてみました。
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