大人のおしゃれのお悩みはつきませんよね。似合っていた服が突然似合わなくなったと感じたり、今までしていたコーディネートがサマにならないと感じたり⋯⋯ 。「新しい服を買わなきゃ」と、焦って旬の服に手を出すこともあるけれど、今の自分の体型や顔となんだかしっくりこない。そうするとオシャレ心もしぼんでしまうものですよね。筆者もそんな経験を多々してきました。

でもおしゃれだって諦めたくない! そんな時は新たなトレンドに挑戦するよりも、今まで着ていた定番服を更新することがおしゃれの特効薬になるのです。「定番アイテムでおしゃれをとことん追求する」スタイリスト斉藤くみさんに大人のおしゃれにおすすめのアイテム、第4回目の今回はジャケットの選び方とコーディネートのコツを伺いました。

「バランス良く服が着られない」人にはジャケットがおしゃれの特効薬に【スタイリスト斉藤くみさん】_img0
 

今年、私が今まで着てきた黒いジャケットがなんだかしっくりこないと感じたんです。私にとって黒のジャケットは“コーディネートの必須アイテム”。まさに定番です。だからこそ、時代に合わせて見直す作業を数年に1度行っています。
ジャケットはフェミニン、エレガントといった女性らしいファッションにマニッシュさをプラスしてくれる、メンズライクなアイテムでもあります。あるいはカジュアルなデニムやカットソーに羽織れば“大人のきちんと感”を演出できる優れモノ。だから私にとって重要なアイテムのひとつなんです。

更新したジャケットはビッグシルエット。着丈も長くなりました。ただのジャケットというよりもアウター感覚、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。さらに言えば、ブルゾンのようにさっと羽織れるほどの大ぶりなものがしっくりくるんです。更新したら、途端にクローゼットのスタメンになりました。やっぱり定番アイテムだからといって目を瞑らず、定期的に更新するのが大事ですね。――斉藤くみさん

 



今年らしいジャケットは
着丈が長くアウター感覚のもの

「バランス良く服が着られない」人にはジャケットがおしゃれの特効薬に【スタイリスト斉藤くみさん】_img1
ジャケット<右>¥29920/リネイヴ(ネイヴ)<左>¥107800/ebure (ebure GINZA SIX店)
Kumi’s コメント
ウエストラインに沿ったものではなく、すとんと真っ直ぐにデザインされたシルエットはまさにメンズライクなもの。着丈が長いので、アウターのようにコーディネートするのが正解です。ボタンの色、ポケットの位置などを吟味して自分に似合う1着を選んで。今年はハリのあるパリッとした素材のものもおすすめです。

定番アイテムの楽しみ方①
ジャケット✖️ボーダーこそ
絶妙な大人のカジュアルスタイルです

「バランス良く服が着られない」人にはジャケットがおしゃれの特効薬に【スタイリスト斉藤くみさん】_img2

デニム¥19910/リネイヴ(ネイヴ)ジャケット/ジルサンダー ボーダーT/セント ジェームス メガネ/エマニュエルカーン ネックレス/カルティエ バッグ/エルメス シューズ/メゾン マルジェラ(すべて斉藤さん私物)

Kumi’s コメント
ボーダーとデニムだけだと、かなりのカジュアル服。もちろんそれでも素敵だけれど、大人らしい着こなしにするなら、ジャケットをプラスしてみて。ぐんと“大人の素敵なカジュアル”になります。あるいはボーダーやデニムに苦手意識がある、カジュアルスタイルができないと思っている人にもおすすめ。きっと簡単な解決策だったと気づいてもらえるはずです。
今年は大きめのシルエットでさっと羽織る気分。かっちりと着るのではなく、ざっくりとアウター感覚のものを選んで。大人らしい小物選びがジャケットに映えて、完成度の高いカジュアルスタイルになります。コンサバさんからカジュアルさんまで、幅広くおすすめしたいコーディネートです。
 
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