洋服の洗濯表示が新しくなったのを知っていましたか? 新しい服を買う時や衣替えの時期に製品表示タグを見て、違いに気づいていた人もいるかもしれませんね。衣類に付いている洗濯表示(取扱表示)は2016年に新しくなりました。知らずに「なんとなく」で洗濯・乾燥を行うと、お気に入りのアイテムが縮んだり色落ちしてしまうかも。新しい洗濯表示の意味を知ることで長く、大切に着られるようにしましょう。

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写真:Shutterstock


日本独自から世界標準になり、日本語表記がなくなった!


以前は日本工業規格(JIS L 0217)という日本独自の規格で定められた洗濯表示でしたが、グローバル社会に合わせ、2016年12月から国際規格に合わせた新しい洗濯表示(JIS L 0001)に変わりました。大きな変化は、記号の中に日本語での表記がなくなったこと。

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実際のタグでは左から洗濯・漂白・乾燥・アイロン仕上げ・商業クリーニングの順に表示されています。

今回は、家庭での洗濯表示をQ&A方式で解説していきます。

 

Q. 家庭での洗濯の仕方を示したこの記号、どんな意味かわかりますか?


似ている素材のものと同じように洗ったら、サイズが変わった? と思うくらいに縮んだり、シワシワになってしまうことも⋯⋯!

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正解は「液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる」
洗濯は、洗濯おけ(桶)の記号になっています。桶の数字は洗濯する時の水温を示していて、ポイントとなるのは桶の下にある線。一本だと弱めの水流コースで、この図のように二本ある場合には、一番弱い水流コースかできるだけ洗濯機を使わないで洗濯しましょう、という意味です。

ちなみに、以前の洗濯表示はこれでした。

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Q. 家庭での漂白の仕方を示したこの記号、どんな意味かわかりますか?


シミ抜きはしたいけれど、素材と漂白剤の組み合わせによっては色が落ちてしまって大事なアイテムが台無しになることも⋯⋯!

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