皆さんは「校閲」の仕事について聞いたことはありますか。

校閲は、印刷物のゲラ(校正刷り)や原稿の誤植・体裁の誤りを正し、書かれていることの根拠を調べ、編集者や著者に提示する、大変奥深い仕事です。

講談社の校閲部には約100年の歴史があります。指導役の先輩について10年修業して、ようやく一人前。その道40年のレジェンドも多く、25年くらいのキャリアがあるベテランでも「いや、私なんてまだまだです」と口を揃えて言う、ちょっと特殊な世界です。

そんな講談社の校閲部が、その技術と知識を次世代につなぐため、社内校正者用教材として作っている「講談社校閲ドリル」から、一つ問題を出します。

下記のレシピ記事を校正してみてください。写真もよ〜く見てくださいね。次のページで「解答と解説」をご紹介します。

 


【問題】次のレシピを校正しなさい。
出典:「講談社校閲ドリル」

「そんなところまで…!」細やかすぎる校閲の仕事に脱帽。「講談社校閲ドリル」の問題、解けますか?_img0
 
「そんなところまで…!」細やかすぎる校閲の仕事に脱帽。「講談社校閲ドリル」の問題、解けますか?_img1
 
 
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