パンデミックの影響もあり自宅作業で家にいる時間が圧倒的に増えた今、1日の句読点的存在となっているのが、晩酌と、夜寝る前のNetflixタイム。

そんな脳みそと気持ちのリセットのために理想的なのは、A.何も考えないで観られるか、B.別世界の話すぎて現実逃避できる。このどちらかに合った作品です。

あまりに疲れているときは大体Aに走り、『孤独なグルメ』や『タコスのすべて』をひたすらぼ〜っと観ているのですが、気力が回復してきたときには、最近ではBの観点から観る作品を選ぶことが多いです。

そんなわけで今回はNetflix作品に絞り、私が精神的に元気をもらえたベスト5を。
 

5位:『ウェンズデー』

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ティム・バートン監督の初のドラマ監督作品となる、『ウェンズデー』。映画化もされた人気コミック、アダムス・ファミリーの長女ウェンズデーが主人公のファンタジードラマです。

 

トレーラー映像でも公開されていた、「私の弟をいじめていいのは私だけ」と言いながら、弟をいじめた水球部が練習中のプールに、ピラニアの大群を放流する冒頭のシーンが最高。

ちょっと変わったアダムス・ファミリーの中でもひねくれもののウェンズデーが、狼人間や人魚など異端者たちが通うネヴァーモア学園に転校し、その地域で起きる連続猟奇殺人の謎を解いていきます。ファンタジー好きな私にとってまさにツボな、ティム・バートン監督が創り上げたミステリアスでダークな世界観は、ハリポタ好きな方にもおすすめ。

アダムス・ファミリーでウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチが寮母役で出演しています。今回のウェンズデー役のジェナ・オルテガは可愛いけど、正直クリスティーナほどの強烈な個性は感じないなあと思っていたのですが。

あるパーティーでのインパクトあるダンス・シーンがバズっているのですが、そのダンスは彼女が自分で考えたものなんだとか。やはり才能ある女優さんなのですね。手しかない執事、「ハンド」が指の動きで感情や言葉を表現する細やかな演技は、CGではなく本物の役者さんの手だったというのにも驚きです。

私の推しはアーティスト肌のおぼっちゃま、ゼイヴィア役のパーシー・ハインズ・ホワイト。あ、あと、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、ウェンズデーの母親、モーティシア役で出ているのですが、怪しくて美しくて、当たり役ではないでしょうか。

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