宝塚歌劇 宙組公演
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』

 

宙組公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』初日舞台映像

あの『HiGH&LOW』が宝塚で上演されると聞いたときは、どんな形になるのかと思いましたが、きちんと原作の世界観を大切にしつつ、宝塚の要素を取り入れた、どちらのいいところも消さずに成立した素晴らしい作品でした。原作の前にあった出来事という設定に作られたこの物語。ファンにとって後付けの前日譚は、内容によっては受け入れられないものですが、原作にドハマりした筆者も抵抗なく、むしろ納得感をもって受け入れられる作品でした。

 

2回観劇しましたが、特に5つのチーム「S.W.O.R.D.」それぞれのリーダーたちの演技からは、原作キャストたちへのリスペクトを感じられました。原作では主にLDH所属のグループが歌っていたチームのテーマソングをリーダーたち自ら歌っていることに感動しました。

特に筆者は「RUDE BOYS」とそのリーダー・スモーキーが大好きで、スモーキーのために窪田正孝さんにハマったクチですが(あとはドラマ『Nのために』の成瀬くん)、この舞台でスモーキーを演じる桜木みなとさんが出す儚さ、切なさ、強さ、気高さすべてがスモーキーだし、窪田正孝さんみが強いんです。何を言っているのかわからないと思いますが……。

宝塚、絶対に好きだけどハマったら怖いから老後に取っておこうと思っていたのに、桜木さんの次の公演も観たいと思ってしまっている自分がいます。

2023年も、大好きなコンテンツをたくさん摂取して生きたいと思います!
 

新たな推しを求める人へ。限界オタクライターの2022年ぶっ刺さりコンテンツ10_img0
 


前回記事「福田萌子がやっぱり最強。初代『バチェロレッテ』の魅力を語りたい!」はこちら>>