先日、大阪に出張だったのですが、その時に愛用していたサングラスをどこかで落としてしまい、買い直すということがありました。1000円くらいでも買えますが、その価格帯だと壊れやすいため、少し高めのものを使用しています。

売り場に行き、希望のデザインを伝えると、「このシーズンなのでお取り扱いが少なくて……」と店員さんに申し訳なさそうに言われました。確かに、これから真冬という時に、サングラスを新調する人なんて少ないですよね。

筆者は年中サングラスや日傘が手放せません。それは、日焼けが気になるからではありません。日光の刺激に敏感で、強い日差しに当たると頭痛を引き起こしてしまうからです。曇りだと思って油断して外出したら、急な晴れ間で強い日差しを浴びた時には、まるで塩をかけられたナメクジレベルで弱ってしまいます(さすがに絶命はしませんが)。

 

実は筆者、感覚過敏なんです。あらゆる感覚が過敏で、刺激に弱く、日常生活で難儀すること山のごとし。今回は、そんな感覚過敏の筆者の悩みのごくごく一部をご紹介したいと思います。

 

睡眠には「耳栓」と「アイマスク」必須


先ほど出張の話をしましたが、出張の時の荷物詰めには本当に気を使います。アイマスクや耳栓がないと眠れませんし、肌もとても敏感なのでスキンケアなどは自前のものじゃないと絶対にダメ。

耳栓の大きさや堅さひとつとっても“いつもの”じゃないと痛くなるので、ネットで取り寄せたものしか使えず、スキンケア類なども“現地のコンビニで買い足す”ということができないんです。

出張だけでなく、日常的に耳栓やアイマスクが手放せません。自分の家でも、道路を走る車の音はもちろん、仕事用のチャットアプリの通知を切り忘れたらその音だけでも起きてしまう/寝られないからです。

 

暗くしても、ガス探知機などのわずかな光が気になって、これまた眠れない。眠りがとても浅く、アラームは1回、鳴った瞬間に飛び起きます。

筆者と真逆の体質の友人は、アラームを何度セットしても、インターホンが鳴っても起きられないと言っていて、そんなことを経験もしたことがない筆者は「そんなことってある?!」と羨望の眼差しを向けざるをえませんでした。