都心から郊外へ引っ越し、築年数46年の古い民家を、自分たちで少しずつ手を入れながら暮らしている、エッセイストで編集者の小川奈緒さん。ミモレでも、ライフスタイルやモノ選びについて執筆してくださっています。

そんな小川さんの新著『すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方』には、心身ともにすこやかでいるための“ちょうどいい暮らし”のヒントがもりだくさん。その中でも特に印象的なのが、月星座占星術師のKeikoさんの「新月・満月のパワーウィッシュ」を、上手に生活サイクルに取り入れていることでした。今回は、小川さんとパワーウィッシュの関係について、本書から特別にご紹介します。

【運を呼ぶ気持ちいい家】「ムーンクリアリング」で新月・満月のパワーを取り入れた、小川奈緒さんの郊外生活_img0
(写真=書籍『すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方』より転載)

小川奈緒(おがわ・なお)さん
1972年、千葉県出身。エッセイスト、編集者。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。出版社のファッション誌編集部を経て、2001年よりフリーランス。『ただいま見直し中』(技術評論社)、『直しながら住む家』『心地よさのありか』(パイ インターナショナル)、『おしゃれと人生。』(筑摩書房)など著書多数。執筆活動の傍ら、2022年から音声メディア「Voicy」のパーソナリティー、自宅を開放したワークショップ「Table Talk Gathering」の運営をスタートするなど、活躍の場を広げている。
【小川奈緒さんのSNSなど】InstagramVoicynoteHP

 

毎日のそうじで運気を上げる


月の運行サイクルに合わせて家のあらゆる場所を1か月かけてそうじする、ムーンクリアリングというそうじ法を、日々の家事に取り入れています。

これは、月星座占星術師のKeikoさんの著書『「運のつまり」を取れば、幸運はあたりまえにやってくる! Keiko的 月の浄化術』(大和出版)を読んで、内容に興味が湧いたことがきっかけでした。

月が約1か月かけて天体の12星座を回る動きに合わせて、たとえば月が牡羊座にある日は玄関をそうじして、牡牛座にある日はバスルームや洗面所を、双子座にある日はデスク周りをといった具合に順々にきれいにしていくと、1周した1か月後には、家のすみずみまで運のつまりがとれた状態になっている、というもの。

この本とそうじ法をきかっけに、月星座占星術になんとなくしっくりくるものを感じ、いまではKeikoさんが主宰する「パワーウィッシュアカデミー」の会員にもなっています。