どう考えても、パワハラ、セクハラする人が悪い

ハラスメントされないために「自衛が必要」は大きな間違い。弱者が弱者のまま、尊重される社会へ_img0
 

ちなみに、ベビーカーを蹴る人の実例は筆者の周囲だけで数件耳にしており、子連れで外出時に怒鳴られたり、舌打ちされた、というものに関しては本当によく聞きます。

 

ベビーカーを蹴る人に関してはもう現行犯逮捕される実例が出てほしいですね。完全に犯罪ですから! 筆者も街中では子連れに何かする人がいたら、絶対駆けつけるぞ! と目を光らせるよう心がけています。

結論をいうと、無理に強く見せなくたっていい。
自衛を強いられるのはおかしい。
“そのまま”で尊重されなきゃダメなんです!

だって、声質とか声帯取っ替えないと変えられませんもん!
小さい子を連れて外出するだけでめっちゃくちゃ大変なのに、もう十分すぎるほど頑張ってるのに、それ以上何かしなきゃいけないなんておかしいですもん!
どう考えても、パワハラ、セクハラする人が悪いんですから!!!

そして、ハラスメントが起きたら第三者が介入する。何か起きたら「あたしゃ容赦しないよ!」という臨戦体勢マインドの人が増えて、ハラッサーが動きにくくなる社会の空気を醸成する。
これが大事だと思うのです。
 


写真/Shutterstock
文/ヒオカ
構成/金澤英恵

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