2 哀れな首を負荷から守る
ノートPCスタンド


あれは昨年2月のこと。某有名ミュージシャンのツアーに帯同しているというスゴ腕マッサージ師にマッサージをお願いできる機会がありました。その翌日から、普通に座っているのが苦痛なほど、首と肩が痛むようになったのです。
「もみ返しかしら」と思いながらしばらく耐えていた数日後、バリバリという音と共に(少なくとも私にはそう聞こえた)、首から背中に信じられないほどの激痛が!!!

そこからの地獄の描写は新年早々なので控えますが(笑)、結論から言うと、私は頚椎の椎間板ヘルニアを起こしていたのです。こんな辛い思いはしたことがないという痛みが何週間も、まあまあ耐えられるという痛みが数ヵ月も続きました。

この話と高尾先生はまったく関係ないのですが、「まあまあ耐えられる痛み期間」にたまたま記念写真を撮らせていただいたので。笑 首にコルセットを巻いているのが私、左は先生の取材で大変お世話になったライターの和田美穂さんです。

そのマッサージ師さんにかかっている知り合いは5人いますが、誰もそんな目に遭っていないので、単にマッサージ師さんの圧力が私の首には“ラストストロー”になったのだろうと思います。書籍担当になって3年、デスクワークが圧倒的に増え、下を向いてゲラ(校正刷り)にあたる時間も長く、首に多大な負担がかかっていたのでしょう。

 

パソコンやスマホを見るために下を向いていると、首には15〜18kg、5歳の子供1人分の負荷がかかると言われています。もう2度と下を向きたくない! でも仕事はしなくては……。そんな私が即購入したのがこちら。

BoYataのノートPCスタンド。大量の原稿をPCに日々打ち続けている星読み師yujiさんのおすすめをゲットしました。

 

デザインがシンプルで、まったくガタつかず、アルミにしっかり重量感があるところがお気に入り。角度も高さも自在に変えられます。
ノートPCだけでなく、ゲラもドサッとこの上に置いて校正作業をしたりして、どうにか下を向かない暮らしを続けております。首の痛みもおかげさまでおさまりました。