家電のほか、「気になる!」の声が多い生活用品にフィーチャーする本連載。今回はキッチンバサミの中から、料理家さんにも人気の2商品を〔ミモレ編集室〕のYUKAKOさんが使い比べます。野菜、肉、ピザ、揚げ物……と切ってみて、カーブ式と分解式の得意技は?

 
今回試すのはこの2つ!
すくい上げるようにカーブした刃先が特徴
貝印「料理家の逸品 カーブキッチンバサミ」
 

簡単にパカッと外れて丸洗いOK
無印良品「分解して洗えるキッチンばさみ」
 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

YUKAKOさん

共働きなので平日の料理はなるべく「時短、手軽に」を意識。洗い物を極力減らすため、食材の下ごしらえや薬味の処理は、キッチンバサミでチョキチョキしています。



お試し品1
厚みのあるお肉も切りやすい!
貝印「料理家の逸品 カーブキッチンバサミ」

 

料理家・祐成陽子さん監修。料理界の巨匠が太鼓判を押す、老舗刃物メーカーのヒット商品。食材を切ることに適したカーブの刃先、汚れが取れやすいシリコーン樹脂塗装加工が特徴。食洗機でも洗えます。料理家の逸品 カーブキッチンバサミ¥4400/貝印


 YUKAKO‘s Report 
鍋の中やお皿の上で切る時に便利。肉の小分けシーンにも活躍


仕事から家に帰ってきたら、いかに「早くご飯を作るか? 手軽に作るか?」が日々の課題。料理にちょっとおねぎを添えたい時、包丁・まな板をわざわざ出すのは手間、洗うのが面倒……そんな時はキッチンバサミでチョキチョキ。皆さんもキッチンバサミで手軽に調理をされているかと思います。

 

まずは貝印からお試し!
物であふれるキッチンでも見つけやすい赤いカラー。刃の交差部分もハートマークがあしらわれていて、かわいらしいデザインです。特徴は長い刃(長さ約10㎝)とカーブ。

絶妙にカーブしているので食材をすくうようにつかみ、手を添えずに切れます。トレイの上で食材を切るときも、底に刃を刺してしまうことがありません。
カーブのおかげで、フライパンへの傷もフォロー。
刃が底に入りやすいので、ピザもお皿の上でラクに切れます。
 

このキッチンバサミが一番力を発揮する場面は、肉のカットだと思います。

私は、スーパーで買った肉をカットし小分けにして冷凍保存することが多いのですが、そんな時に大活躍。
刃が大きいので、ワンストロークできれいに切ることができます。鶏肉の場合、皮が包丁でも切りにくいのですが、このキッチンバサミは刃についた細かいギザギザのおかげで、しっかり肉をつかんで難なく切れました。
ただ、刃のサイズが大きいのと、刃の開閉に少し力が必要なので、手が小さい私は、ねぎの小口切りなどの細かい作業や、連続での作業はちょっと疲れてしまいました。

それから、鍋やフライパンの上で食材を切って、そのまま調理できるのも良い!
夕食作りの時短にもつながったと思います。

4400円なので、1本目の選択としてはちょっと高いかな……。ただ、あると便利なので2本目の候補としてアリかなと思います。
華やかな色なので、プレゼントにも良いかもしれません!

 
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