こんにちは、エディターの昼田です。
私の住んでいる山形市は、今年はあまり雪が積もっていませんがもちろん、とっても寒いです。
どんな日も防寒インナーが欠かせないのですが、私が愛用しているのは、「メリノウールのインナー」です。もうね、これは最強。こんなに素晴らしいアイテムはないと思っていますので、過去にもご紹介したことがあります。
メリノウールに至るまでいろんなインナーを試してみたのですが、冷え性体質のせいか納得できる暖かさを実感できず……でもメリノウールの包まれるような暖かさに出会ってから、冬が楽しみになったと言っても過言ではないくらい(笑)。
好きだとね、どんどん掘り下げたくなるんですよ私。
断捨離してから服をむやみやたらに買うことはなくなったのですが、好きなものは別腹(笑)。探究心炸裂です。いろんなブランドのものを愛用しながら、どれがいいのか研究しています。今日はちょっとその話をしてみたいと思います。
まず、メリノウールのインナーはどれにも言えることですが、値段は決して安くないです。
ですが、得られるものは単に「暖かさ」だけじゃありません。
■着た瞬間から包まれるような暖かさ
■汗冷えしない
■1年中着られて、夏の冷房対策にもOK
■優れた防臭効果
など、ウールは天然でありながらスーパー高機能素材です。特に私が好きなのは「汗冷えしないこと」。外は寒いけれど、暖房が効いたオフィスや電車に乗ると、汗をかいて一気に冷えてしまうことがありますよね。そんなときもウールは湿気を外に逃してくれるので、いつも快適な状態をキープしてくれます。
ということで、今日ご紹介するのは3つ。
1)「ファクトリエ」の“365日のウールインナー”
こんな人におすすめ
●肌触り重視。
●ニットやシャツなど
上に着るものから見えにくいものがいい
2年前から愛用しています。365日のメリノウールインナー/クルーネック(サイズ38)¥9240、レギンス(サイズM-L)¥9130/ともにファクトリエ
15.5マイクロンという極細のスーパーエクストラファインメリノウールを使用しているので、肌触りはとても柔らか。「薄手だけどちゃんとあったかいの? 」と疑いそうになるけれど、日常生活から屋外で長時間過ごすようなスノースポーツまで大活躍です。特に優秀なのはクルーネックのシルエット。8分袖、胸元の開きが少し大きめなので、ニットや春先のシャツからうっかり見えてしまう心配もありません。普段使いするなら実用性はNO.1だと思います。
私は普段ゆったりしたパンツしかはかないので、レギンスに関してはシルエットをそこまで重要視していません。縫い目やウエストの締めつけがチクチクしないもの、という点でこれは言うことなし!
2)「モンベル」のスーパーメリノウールのインナー
こんな人におすすめ
●厚み(暖かさ)やシルエットにこだわりたい
●動きやすさ重視
●価格は安い方がいい
シーンと使う人に合わせた、細やかな展開をしているのが「モンベル」。「スーパーメリノウール」シリーズは、シーンによって選べるよう3種類の生地バリエーションがあります。「ライトウェイト(薄手)」「ミドルウェイト(中厚手)」「エクスペディション(厚手)」の中で、私は中間のものを愛用。マルチクリンプウールという縮れが非常に多い繊維を使用しているため空気をたっぷり含み、抜群の暖かさです。ファクトリエのものとシルエットを比較するなら、こちらはアウトドアシーンでの防寒をしっかりと意識したものですので、襟ぐりも浅く10分袖。ラグランスリーブなので肩まわりがラクに動かせ、袖口の縫製にもこだわりがあります。
ちなみに、モンベルにもUネック&9分袖タイプがあるので、上に着るものから見えにくくしたい場合はそちらもおすすめです。
暖かさで比較するなら、メリノウールのインナーは体感的にどれも暖かく、タウンでも雪山でもどちらにも対応する非常に優れたインナーです。あとは何を重視して選ぶか(デザインやシルエット、縫製、価格etc.)になるわけですが、私は探究心が止まらないので、着たことのないブランドはついトライしたくなる性分でして……笑。
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