公務を積極的にこなされる佳子さま
佳子さまは、2022年12月29日に28歳の誕生日を迎えられました。
2022年はとても積極的にご公務をなされていたような印象を持ちました。佳子さまがお出ましになると、パッと華やかな雰囲気になります。
「そうですね。佳子さまはコロナ禍のためになかなか表に出る機会がありませんでしたが、少しずつご公務をされるようになって、今では皇族の中で一番お出かけする公務の回数が増えています。
一時期には毎週のようにご公務でお出かけになっていました」
佳子さまはライフワークの一つとして、手話に取り組んでいらっしゃいます。
「お勤めとしては、全日本ろうあ連盟非常勤嘱託職員もされています。ご公務としては、2022年9月には、都内で開催された『全国高校生の手話によるスピーチコンテスト』と、鳥取県で開催された『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』にご臨席になりました。
このとき、まったく原稿を見ずに正面を見てしっかり手話も交えてご挨拶されて、圧倒されました。
秋篠宮家は、紀子さまをはじめとしてみなさん手話をされています。秋篠宮さまも紀子さまに教わっているようです。ご一家として、手話の技術を身に付けているというのは、素晴らしいことで社会的弱者への思いやりの深さを感じます」
佳子さまにご結婚のお話はいかがでしょう。姉の眞子さんが結婚したことで、ご自分も結婚したいというお気持ちになりませんか。
「お誕生日にあたって、皇嗣職がご様子を文書で公表しました。それを見ると、佳子さまが2022年に実にいろいろなご公務に取り組まれたことがわかります。
私が注目したのは、最後の1行です。そこには『さまざまなご経験を重ねられる中で、その願いをますます強めていらっしゃるご様子です』とあります」
文書によると、佳子さまの願いとは、
●誰もが安心して暮らせる社会になること
●誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになること
●みずからの可能性を最大限生かす道を選べるようになること
●それが当たり前の社会になること
とあります。
「これは皇室に身を置くご自身のことでもあり、多くの公務などを通じてさまざまな人の生き方を知ったことで、自分で感じたことを示唆していると思いました。
佳子さまは多くの公務を通して、皇族としての自覚、そしてその立場でなさるべきことをはっきり認識されたのではないでしょうか。
すぐに結婚をするというよりも、もう少し皇室の一員として、世の中で頑張っている多くの人に会ってみたいし、励ましたい、そんな気持ちになられたのではないでしょうか。
数多くの公務に臨まれたことで、佳子さまにとって新たな『気づき』があり、大きく飛躍された1年だったと私は捉えています」
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