80年代、90年代のスーパーモデルブームの中でも人気があったタチアナ・パティッツが、56歳という若さで乳がんで亡くなりました。ドイツ生まれスウェーデン育ちのタチアナは、猫みたいな雰囲気が魅力のクール・ビューティ。ジョージ・マイケルの『Freedom! 90』のMVに、リンダ・エヴァンジェリスタやナオミ・キャンベル、クリスティ・ターリントンたちと一緒に出演していたのも懐かしいですね。
タチアナの死を悼んで、スーパーモデル仲間たちがインスタグラムにそれぞれの想いを思い出の写真とともに投稿しています。
シンディ・クロフォードは、「美しいタチアナが亡くなったと聞いてすごく悲しい。私たちはファッション業界で一緒に赤ちゃんから育った。たくさんの撮影やショーのバックステージで一緒になった。彼女は優しい話し方をしていて繊細で優しくて、好奇心旺盛で、忘れられないような鋭い目をしていた。動物と自然に対する彼女の愛には影響力があったわ。彼女の家族、特に愛していた息子に追悼の意を表します」とコメント。
16歳のときにタチアナに会ったというナオミ・キャンベルは、スーパーモデルたちがヌードで寄り添った写真とともに、タチアナとL.A.を初めて訪れた際の思い出をシェア。
「タチアナは地球に舞い降りたエンジェル。寛大でシャイで、動物をときには人間よりも愛していた。私が16歳でアライアのショーで初めてあなたに会ったとき、私はただ「ワオ!」と言ったのを覚えてる。あなたの存在と佇まい、あなたの瞳とナーバスでシャイな笑顔、女神のようなエネルギーにみんな夢中になった。私の初めてのL.A.は、あなたと過ごした思い出。私に観光地やビーチを見せてくれて、あなたが運転する赤いフォルクスワーゲンのコンバーチブルでドライブしたのよね。(中略)私はあなたに永遠に感謝して、美しい思い出を大切にするわ。ジョアン、ソフィ、家族と愛する人たちに心からお悔やみを申し上げます。永遠の平和がありますように。パパと一緒になってね」。
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