パンダさんからの質問
Q.
昔は美肌だっただけに、シミがある自分を許せない

もともと色白で、若い頃は肌をよく誉めてもらっていました。今年で51歳。老化防止のためにこれまでも紫外線対策には気をつけていましたが、加齢とともにだんだん紫外線に対する神経質さが増してきています。最近では日中のフットワークにも制限をするようになり、シミのある顔が許せない自分がいます。先生は美容をお仕事にされていますので、一般の方より美肌へのこだわりがお強いのでは? 美容やシミに対する思いや対策があれば教えて下さい。

特別ゲスト 小林照子さんの回答
A.
美の基準は高く持てば持つほどいい。
そこを目指して、ケアを頑張るようになりますから

美肌じゃない自分が許せない、なんて、パンダさんは面白い方ですね(笑)。

高いところに美の基準を置くのは、まっいいか~!とハードルを下げる人よりもきついけど、悪くないと思いますよ。美意識が高いということですから。そこを目指して頑張れば、絶対にいい結果が生まれると思います。だから焦って、即効性のある過激な美容法に走らないで。
まず、なぜ肌の色が濃くなってくるかを簡単にお伝えしますね。

紫外線は肌の内部に浸透して体細胞を壊すのですが、肌の基底層にはメラノサイトという細胞があって、体細胞を壊されないよう働くんです。その結果、シミができる。だから生きて太陽を浴びている限り、若いときと同じ白さを保ち続けることはあり得ないのですよ。

だからこそ、日焼け対策が大事なのです。日傘、帽子、ファンデをしっかり塗る、など……。そういうことをちゃんとやっていれば、現状維持が目指せるはずです。
もし紫外線を浴びてしまっても大丈夫。皮膚って28日周期で再生を繰り返しているもの。だから28日後には、ダメージを受けた表皮は排泄されるのです。ただしそこで、うまくダメージが排泄されずに表皮から真皮に入り込んでしまうと、シミができてしまう……。

ということは、ダメージが真皮に落ち込む前にケアをすればいいんです。紫外線を浴びたなと思ったら、しっかりマッサージをして、血液循環を良くしてあげてください。肌を温めることは、肌の再生を促すとてもいいケアなんですよ。だから、温かいお風呂に入ることも、いいでしょう。

そうやって日々コツコツケアを積み重ねていけば、20代の頃と大差ない白さを保ことは充分可能です。コツコツケアは苦しいときもあるけれど、くじけないで。最後は、美の基準を高く掲げ、そこに向けて頑張った人が勝つんですから!

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PROFILE
  • 小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、青山ビューティ学院高等部・中等部、同・京都校の学園長も務めている。最新著書『80歳のケセラセラ。いくつになっても「転がる石」で』(講談社)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る