ミモレ読者の皆さま、こんにちは。

ロンドンと言えば、博物館や美術館。事前にネットで見てましたが、行ってみたら想像よりずっとずっと素晴らしかった。百聞は一見にしかず。それが全部無料だなんて、子連れに優しい。いや、皆に優しい。

恐竜・動物・虫・宇宙、触って見て楽しむ自然史博物館

『自然史博物館・The Natural History Museum』の場所は、サウス・ケンジントン・South Kensington。徒歩圏内にホテルを確保。車のない子連れ旅は、動線をできるだけコンパクトにしています。

あの立派な建物は!? と思ったらこちらが博物館でした!

10時過ぎに到着。入場は無料ですが、列がチケット有りと無しで分かれていて焦りました。無くてもスムーズに入場できましたが、お休みシーズンは事前予約しておいた方が良さそうです。

まずは、天井から吊るされているど迫力のくじらの標本に目を奪われます。

下から上を見あげて

恐竜の充実度が、スゴイ!

マップを1£で購入。地図がブルーやオレンジ、恐竜や動物の絵になっているので子どもでもわかるシンプルさ。早速、恐竜コーナ「Dinosaur trail」へ。開館直後にも関わらず長蛇の列。でも、すぐに前へ進みました。

色と図だけのわかりやすい地図。小学校低学年でも大丈夫!

順路を進んでいくと、Tレックスが登場〜。夜になると眠り、太陽が出てお昼になると動き出します。

大人でも大興奮の図。偽物とわかっていても、動きがリアル過ぎて腰が引けています(笑)

順路は、光と影を上手く使い、照明を落として暗い中進んで行くので、大人も子どもも楽しくワクワクの時間。展示方法、演出がバツグンに上手いし、芸術的ですらあります。

 
 

館内には「T. rex Restaurant」もあり、ピザや、キッズミールがあるようでした。恐竜好きには堪りませんね。

レストラン入り口は恐竜がお出迎え
店内は意外とフツーでした(笑)。お昼前なので誰もおらず

哺乳類コーナーへ、娘を探検隊長に、好奇心の赴くまま、あちこち巡ります。

クジラと比較するとゾウすら小さく見えます

人が見たいと言うことで、こちらへ。

スカルプだらけ。人類の変化を見られます

まるで宇宙へ向かって行くようなエスカレーターに乗って。

地上階から一気に2階まで!
真っ赤な丸の中に仕掛けが

到着したのはコチラ。「Volcanoes and Earthquakes・火山と地震」のコーナー。

ここに並ぶスーツケースは全て開けることができます。この博物館の魅力は子どもが触ったり、ボタンを押したりという工夫が細部にあること。好奇心をくすぐる仕掛けがあちこちにあり、感心してしまいます。

 

最後は虫コーナーへ。

虫好きには堪らない演出の入り口。並びに「T. rex Restaurant」があります
ズボラ主婦としては、耳の痛い展示。本物のキッチンになっていて、冷蔵庫を開けると腐ったものと虫がヒェ〜。逃げるように立ち去る
虫の音を受話器で堪能中〜

滞在時間は3時間ほど。それでも解説をゆっくり読む時間は、ほぼありませんでした……。地元に博物館がある方は、先にそちらを訪問しておいた方がいいです。ここの後だと、どこも色褪せて見える可能性が高いから。

娘に、何がいちばん気に入ったか聞いたら「カエル」との返答。え!?

 
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