春先取りの「ギンガムチェックブラウス」で大人のこなれ感【岡本敬子の50代ファッション】
冬物&春物のミックススタイリングで大人のこなれ感を!
間も無く立春がやってきますがまだ寒い毎日ですね。
寒いけれど関東の冬は天気が良い日が多くて本当にありがたいです。
空が青くて光の濃淡がはっきりして綺麗だということもありここ数年は冬も好きになりました。
とは言うもの、、やはり重厚な色や厚手のものを少しづつ減らしていきたい……。
少し綺麗な色や組み合わせを軽くしたいなーと思い、冬物に今季ものではありませんが春物(春色)を加えてスタイリングしてみました。
タックが入った身頃にボリューム袖で後ろボタンの、薄手のウール素材のギンガムチェックブラウスを中心に幾つかコーディネート。
春物ワイドパンツとコットンカーディガンと竹かご
ボトムスをオフホワイトにして鮮やかなブルーのニットを差すだけで軽くなる感じがします。
そして蓋付き竹かごを合わせることで抜け感を出す! 竹かごは本当に万能なんだな〜。
もちろんボトムスの中に防寒用レギンスはまだ欠かせませんよ。
春物ワイドパンツにミントグリーンのバッグ
先ほどと同じワイドパンツに、寒さ対策にショート丈のダウンベストと春色のミントカラーのバッグ。
小物を春色にするだけで気分が変わりま〜す。
春物カラーワイドパンツにジュート(黄麻)のバッグ
オフホワイトの色違いのワイドパンツはパッと目を引く綺麗なブルーカラー。
ボトムスをこの色にするだけで元気になります。
ジュートのバッグも良い感じにリラックスした雰囲気を出してくれてますね。
ま、こんな感じで組み合わせを楽しんでおります!
冬の光も好きだけど春もそろそろ待ち遠しいですね。
ではまた〜
『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円
ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。
写真・文/岡本敬子
岡本 敬子
アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun