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冬から春へのスイッチは「白ブーツ」で抜け感効果!【岡本敬子の50代ファッション】

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冬から春に向けて足元の抜け感を出す白い靴効果


立春を過ぎてから陽射しがすこ〜し強くなったような気がしませんか?
ファッションに関わる仕事をしているけれど春を先取り! なんて薄着で出かけることは私はもうしません!(笑)
自分の体感温度で好きなものを着ます!
でも、厚手のニットやフェイクァーはさすがにもう気分ではないのでそろそろ奥に片付けをしようかと思っているところ。
冬から春にかけて季節の変わり目は服選びにも悩む時期ですよね?
すっきりと爽やかに抜け感を出すにはまず足元を白にするといいのかもしれません。
以前セールで購入した白のブーツを使ったスタイリングをいくつか紹介します。

ウールジャージニットワンピース+レオパードジャケット+竹かご

シンプルなタートルネックのワンピースはオールブラックの装いで冬も大活躍したものなのですが
季節の変わり目のアウターは一枚仕立てのレオパードジャケットにして足元を白にすると軽さが出ますね。
全く別のテンションである竹かごがスタイリングに面白さを出してくれてます。

ヴィンテージのつけ襟+春物のホワイトカラーニット+ブルーカラーハイウエストワイドパンツ+メキシコのカゴ

秋冬物のワイドパンツですがトップスと足元を白にするだけで爽やかな感じになります。
モノトーンのメキシコのカゴも軽やかさに一役買ってくれてるような気がします。

春物だけだとまだ寒いし、冬っぽいものはもう着たくない、、毎シーズン季節の変わり目は悩ましいですが
それらをうまくミックスして少しでも晴れやかに過ごそうと思いま〜す。
ではまた!

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円

ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。


【画像】岡本敬子の50代ファッションの着こなし
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写真・文/岡本敬子


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