「人前ではやらないほうがいい癖」とは?


対人において直したほうがいい「無自覚でやってしまう癖」には、さまざまなものがあります。
まず、「残念な人に見える」「衛生的に嫌だ」と思わせてしまう癖には、こういうものがあります。

・口を開けっぱなしにしてしまう。
・鏡があると、すさかず自分をチェックしてしまう(ナルシストに見える)。
・お茶で口をゆすぐ。
・クチャクチャと食べる。
・食事中、歯に挟まったものを指でとる。
・指をペロッとなめる。
など。

食事に関するものは、もともと作法が身についていない人もいますが、そうでなくても、「家で、ひとりで食事をする機会(もしくは、家族など身内だけで食事をする機会)」ばかりになってしまうと、「大目に見てくれるだろう」と思って気にしなくなりがち。それが癖になってしまい、つい友達など他人の前でもやってしまうこともあるでしょう。
癖にしないためにも、身内の前でもやらないほうがいいのでしょうね。

 


「相手をイライラさせる癖」もある!


無自覚な癖には、「相手をイライラさせてしまうもの」もあります。たとえば、こういうものです。

・貧乏ゆすり。
・ペン回し。
・人を指さす。
・「でも、」と相手の会話に否定から入る。
など。

これらをすると、悪気がなくても、相手を不愉快にしてしまいます。
ちなみに、これは「いい人」の例なのですが、ある女優さんをインタビューしたときに、彼女はこっちの意見を否定するときでも、単に「でも、」と言うのではなく、「おっしゃる通りなんですよ。でも、」という言い方をされていました。
そうすると、言われたほうも不思議と「否定された気にならない」のです。彼女が、ファンだけでなく、業界内でも人気があるのが納得です。

「自分に意識を向ける」ことが大切!


無自覚でやってしまう癖をなくすためには、ある程度は、「自分に対して意識的でいること」が大切になってきます。
ある女優さんは、「家中に全身が写る鏡を置いている」と聞いたことがあります。家にいるときから、「他人に自分がどう見えるのか」を意識しておくためでしょう。
もちろん私たちはそこまではしなくてもいいとは思うのですが、日頃から「自分がどんなしぐさ、行動をしているのか」というのを、客観視する目も持っておいたほうがいいのでしょうね。

夜のスイーツがやめられない…なかなか直せない「大人の癖」。無自覚な癖ほど厄介!_img1
 

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