とどまることを知らない韓国ドラマブーム。
当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
人気韓国ドラマの中には『花より男子』など日本のヒット作品をリメイクしたものが多いのは、皆さんもご存知でしょう。しかし日韓リメイクだけでなく、アメリカやヨーロッパなどの海外ドラマをリメイクした作品も、最近はヒットしています。
不倫ドラマ『夫婦の世界』はイギリスドラマのリメイクですし、『ペーパーハウス・コリア』も、スペインの『ペーパーハウス』を韓国版にアレンジしたものです。海外ドラマリメイクの魅力は、本国版の脚本の面白さはそのままに、そこに韓国ならではのテイストをたっぷり盛り込んでくるところ。
Netflix配信のドラマ『エージェントなお仕事』も、そんな海外リメイク作品のひとつ。シーズン1は昨年の11月から12月にかけて放送されていましたが、シーズン2の展開も期待されています。
『エージェントなお仕事』は、フランスの人気ドラマシリーズ『エージェント物語』の韓国版リメイク作品。
芸能事務所を舞台にしたヒューマンコメディドラマで、注目されている理由が、毎回大物俳優が本人役でカメオ出演するというところ。
フランス版でも、ジャン・レノやモニカ・ベルッチなど日本でも知られる大スターが続々と本人役で出てきて感激したのですが……。韓国版もカメオ出演する俳優たちの顔ぶれが超豪華。「あのドラマに出ていた、あの人が!?」という驚きの連続で、韓ドラ好きなら絶対に興奮せずにいられないドラマです。
そもそも、主要キャストもとっても豪華。『イ・サン』などで知られるアラフィフ・スター俳優のイ・ソジン、『イカゲーム』でヒール役チャン・ドクスを演じたホ・ソンテなど、数々の人気俳優たちが出演しています。
イ・ソジンは、渋い大人の魅力を炸裂していますし、ホ・ソンテはあいかわらず憎めないヒール役がお似合い。そのほかにも、『ガールフレンド』でソン・ヘギョの親友役を好演していたクァク・ソニョン、『悪の花』で記者を演じたソ・ヒョヌなど。
ちなみに『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でウ・ヨンウの親友役トン・グラミを演じたチュ・ヒョニョンも抜擢。トン・グラミとは全くの別人キャラで、彼女の演技幅の広さに度肝を抜かされました。
彼らが演じるのは芸能事務所「メソッドエンター」の芸能マネージャー。大物俳優を相手に奮闘する様をコミカルに描いています。
全12エピソードにおいて、カメオ出演する俳優は毎回変わりますが、今回は特に私を興奮させたエピソードをご紹介します!
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