ののさんからの質問
Q.
睡眠の質が悪いため、生活の質も低下して辛い。

若い頃からずっと不眠症ぎみでしたが、更年期のせいもあるのか、年々ひどくなっていて、最近は睡眠薬がないと眠れない状態です。その睡眠薬も効きにくくなって……。そのため午前中は何となくボーッとしていますし、体も重たいし、睡眠薬の飲み過ぎなのか精神的にも不安定な気がします。睡眠にいいと言われることは幾つか試しているのですが、あまり効果を感じられません。先生の著書を拝見していると、いつもぐっすり眠り、睡眠時間が少なくてもシャキッと起きられているようで心の底から羨ましいと思いました。一体どうしたら、そんな良質な睡眠が得られるのでしょうか……。

特別ゲスト 小林照子さんの回答
A.
まずは「眠れない」と言うのをやめてみて。
暗示にかかっちゃうから!

言葉って不思議なんですよ。ののさんは、「眠れない」と連呼してないかしら? それによって暗示にかかっているのかも。それでついつい睡眠薬を飲んでしまう……。でも量が増えてくると、不安でしょう?

私がいつも「睡眠は4時間でオッケーなの。私は熟睡できるから!」と発言するのは、自分を暗示にかけるためでもあるの。

年を取ると早くに目が覚めるようになるもので、つい夜更かしして寝るのが1時過ぎくらいになってしまっても、朝は5時くらいに覚めてしまうんですね。でも私はそんなときも、「ああ、よく寝たな」と言っちゃうの。すると体もよく寝られたと錯覚するのか、昼間も眠くなったりしないんですよ。

それとこれは、音楽評論家・湯川れい子さんから聞いたお話なんですけど……。

人は何の音を聞くと一番心地良いと感じるか、というテストがおこなわれたらしいんですね。そこで海流の音とかテレビ放送が終わったときのザザーという音とか、あらゆる音を試したんです。その結果分かったことは、人は、自分の呼吸の音や歌っている声を聞いたときが一番心地良いと感じる、ということが分かったんですって!
だから、自分の呼吸の音とか歌声を録音して、寝るときのBGMにしてみるのもいいかもしれないですよ。人ってね、結局、自己愛の生き物ですから(笑)。

いかがですか?
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PROFILE
  • 小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、青山ビューティ学院高等部・中等部、同・京都校の学園長も務めている。最新著書『80歳のケセラセラ。いくつになっても「転がる石」で』(講談社)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る