老後2000万円問題や少子高齢化、長寿命化などの影響もあり、老後資金に対して不安を感じている方は8割以上と言われています。老後の主な収入源は公的年金ですが、きちんと理解している人は意外と少ないもの。本日の相談者・栄子さんも、老後の資金について何となく不安は感じているものの、漠然としている様子です。話を聞いてみましょう。
年金のお得情報が知りたい
80代になる両親は、65歳から年金の受給を開始し、夫婦でひと月25万円ほどで暮らしています。親とはお金の話はほとんどしませんが、実家は持ち家ですし、物価の高い首都圏には住んでいないので、特に苦労している様子は見受けられません。
ただ、以前こちらの連載で、結婚している夫婦の場合、「夫に先立たれると残された妻の年金が大幅に減ってしまう」という記事を読み、自分の母親は果たして大丈夫なのだろうかと考えるようになりました。確かに女性は男性よりも長生きするので、1人になってしまった時にひもじい思いをするのは何としてでも避けたいところです。
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私も先月50代に突入し、子育ての目処も立ったことから、老後の資金についてリアルに考えるようになりました。仮に85歳まで生きるとすると、月々の生活費が15万円だとして、65~85歳までの20年間で3600万円ものお金が必要になります。
年金は老後の収入源として頼りにしたいところですが、少子高齢化が進む今、受給できたとしても少額でしょうし、正直当てにはしていません。ですがもし、年金に関して知っておくべきお得な情報があれば教えてください。
年金額は受け取り時期によってここまで違う!
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