ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメ選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1ヵ所え、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、ナチュラルメイクの日の目と眉のバランス編です。
vol.49
眉だけ描けばいい? OFFの日メイクこそ、眉の濃さに要注意!
今回、お伝えしたいのは、アイメイクと眉の濃さのバランス。予定によって、アイメイクを頑張る日と抜く日がありますよね。でも眉の描き方は同じという人がほとんどでは?
左写真は、眉をパウダーやペンシルでしっかり描き込んだ仕上がり。一方右写真は、ペンシルだけでさらっと描き足した眉。
もともとモデルさんは眉がしっかりめの方ですが、アイメイクに対して左写真のほうが眉の主張が強く、眉が顔の主役に。一方右写真のほうが、眉が脇役として目元とバランスが取れているのがわかりますでしょうか?
眉はあくまで脇役! アイメイクが薄めなら
眉の主張も控えめくらいでちょうど
「休日、ちょっと近所に出かけるだけ」みたいなシーン、特にマスク生活も相まって増えたような気がします。そしてそんな場面では、「日焼け止めを塗って眉だけ描けばいいや」という方、多いのでは? でもいざ眉だけ描いて出かけてみると、眉の主張が強くてギョッとした……という経験、ありませんか?
“眉の強弱の正解がわからない”と悩ましく思っている方もいるかもしれませんが、あくまで眉は脇役。顔全体を見た時に眉が一番目立っている場合、それは強すぎなので、少し存在感を弱めてあげましょう。目元がすっぴんとまではいかずとも、さらっと抜け感アイメイクをした日は、眉も少し軽やかに仕上げるとバランスがいいんです。
こちらはペンシルとパウダーを使ってしっかり描き込んだ眉。アイメイクがシンプルな分、隙間のない眉の主張が強く、悪目立ちしがち。赤リップと喧嘩して、まとまりに欠けるかも。
一方こちらは、ペンシルだけで、隙間をいかしたミニマム眉。アイメイクとのバランスが整い、赤リップともマッチ。顔全体でメイクの強弱やメリハリをつけることで、その名の通りポイントメイクが効果的に効いてくるんです。
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