しゃれ見え効果がある一方で、「無難」「老けて見えそう」「重圧感が心配」という落とし穴もある大人が着る「黒」。装いのアイテム数が少なくなるこれから始まる初夏の季節に向けて、「黒のおしゃれ」がもっと素敵に、もっと楽しく、そしてもっと好きになるように、スタイリスト斉藤くみさんとファッションエディターの松井陽子さんが徹底分析。
2回目は、これからの季節に大活躍必至の「黒ワンピース」。きりりとした華やかさと裏腹に、重たくて暑苦しく見えてしまうというお悩みを一掃する、選び方と着こなし方のコツを教えてもらいます。
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黒ワンピースは小物合わせがカギ!
「涼感」と「スピード感」をプラスして
松井さん(以下、敬称略):ここ数年、夏は黒のワンピースばかり本当によく着ているのよね。今日のコーデでも紹介したと思うけれど。
斉藤さん(以下、敬称略):これからの季節、黒のワンピースって、本当に最強ですよね。一枚で完成するし、大人にとっては夏のユニフォーム!
松井:黒ってキリッと見えるから、風通しのよいゆるっとしたデザインでもだらしなく見えないじゃない? 普段から仕事の日まで意外とマルチに使えて、とっても便利なのよね。
斉藤:守備範囲が広くて、しかもどこかモード感もあるから本当に重宝するんですよね。でも、ワンピースは面積が大きい分、ずるっと見えたり、暑苦しくも見えてしまうこともあるんですよ。
松井:わー、それね。黒さえ着ていればしゃれて見えるかなって思いがちだけれど、鏡に写る姿が意外と地味で「おや?」ってなることもあるのよね。ワンピースなのに女っぽさが消されちゃうのかな。
斉藤:わかりますー!笑 強さに負けちゃうというか、黒の影に隠れちゃうんですよね。一枚で着こなす夏の黒のワンピーススタイルって、引き算よりも足し算が大事! 小物の効かせがカギになるんです。
大人の「黒」コーデ。エディター松井陽子さん、スタイリスト斉藤くみさんのお気に入りは?
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