体重15〜20%減?「最強の痩せ薬」が米で話題に。誰でも使える?副作用は?【医師の解説】_img0
 

アメリカで、「The “King Kong” of Weight - Loss Drug(最強の痩せ薬)」と表現された薬の記事が話題となりました。 ダイエットに関心のある方は気になってしまうと思いますが、一体どのような薬なのでしょうか? また、どんな人が対象となるのでしょうか? 山田悠史医師に聞きました。

 

教えていただいたのは……

体重15〜20%減?「最強の痩せ薬」が米で話題に。誰でも使える?副作用は?【医師の解説】_img1
 

山田 悠史
米国内科・老年医学専門医。慶應義塾大学医学部を卒業後、日本全国の総合診療科で勤務。新型コロナ専門病棟等を経て、現在は、米国ニューヨークのマウントサイナイ医科大学老年医学科で高齢者診療に従事する。フジテレビライブニュースαレギュラーコメンテーター、NewsPicksの公式コメンテーター(プロピッカー)、コロナワクチンの正しい知識の普及を行うコロワくんサポーターズの代表。カンボジアではNPO法人APSARA総合診療医学会の常務理事として活動。著書に、『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』『健康の大疑問』(マガジンハウス)など。
Twitter:@YujiY0402

編集:「最強の痩せ薬」なんて、つい興味を惹かれてしまいます。一体どんな薬なのでしょうか?

山田:日本で手に入るのも、肥満の治療薬として使われるのもまだ先だと思うのですが、名称は「チルゼパチド」です。発売される頃には、これとは別の商品名が付いていると思います。

編集:なるほど。使用されるようになるのはまだまだ先なんですね。