パラダイムシフトの今、「美の価値観」を刷新し続けてきた美容ジャーナリスト齋藤 薫さんが、注目したいある視点をピックアップします。

 


“筋トレ”ならぬ“肌トレ”の発想が今主流になってきた
 

「曲がり角のない肌未来」に向けて、健やかな肌を今から作りたい。今や、未来の肌のためには「美白※1もエイジングケア※2も一緒に行うこと」が最も効率的との考え方が新しいテーマになりつつあり、“天然由来成分×サイエンス”という仕組みも新たな主流となっています。

そして未来の肌のために「トラブルを未然に防ぐ」という考え方、つまり、“上流”で問題を解決してしまう考え方も、大きな意味でスキンケア界のテーマ。未来に向けて、持久力のある肌を今から作るというスキンケア設計です。

肌体力をつけるために毎日のお手入れ行為をとても大切に考える。今日の筋トレが未来の健康につながるのと同じく、今、スキンケアの考え方として改めて注目を浴びています。肌は自分の手で作り上げるもの……お手入れの根源にあるこの哲学が、ようやく最も重要なテクニックとなって見直されているのです。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※2 年齢に応じたお手入れ

 

時代を超えてブレない主張を続けるブランド。ずっと気になっていたはず。いつかきっと必要になるはずと。そのいつかが今!


今、少なくとも毎年2000点もの新製品が生まれるコスメ市場。そんな中では何を選んだらいいか、悩みが増えるほどに迷うばかりのはずです。ましてや、悩みの数だけ化粧品が増えていくことには何か違和感を感じ始めてもいるはず。
そう、だから近頃なぜか「ドモホルンリンクル」が気になってると言う人は、そういう違和感から、このブランドの確固たる主張に耳を傾けてみようという気になっているのではないでしょうか。
いつか出会う、そのいつかが今。悩みを人生で1番多く抱え込む時こそ、半世紀に渡り、不動の支持を得てきたブランドと出会うべきなのです。

ひょっとしたら若い頃は、使うのはまだまだ先、そしてまた、ずっと変わらない主張に新鮮味がないと感じる人もいたのかもいれません。でも、ミモレ世代になってようやくわかることがあります。 まさにそういう、時代を超えてブレない主張を続けるブランドにこそ、真実があると。