暮らしてわかったシェアハウスの「メリット」
①「家賃・水道光熱費」が抑えられる
次に、シェアハウスのメリットをご紹介しようと思いますが、やはり最大の利点は「家賃や水道光熱費が抑えられる」点です。東京で一人暮らしとなると家賃も高いうえに敷金礼金などの初期費用もかかり、さらに家具家電を揃えるのもすごくお金がかかります。
一方、シェアハウスは家賃が比較的安いだけでなく、水道光熱費が家賃や共益費に組み込まれていることが多いです。例えば、今月は誰がいくら分電気代を使ったかなどは厳密にわからないので、そうしたシステムになっているともいえます。または、水道光熱費を「定額制」で払うところもあります。
ちなみに、筆者が住んだシェアハウスは、足立区の物件で家賃25000円、共益費13000円で合計で38000円でした。この中には、Wi-Fiの通信費、水道光熱費、トイレットペーパーなどの共同備品代が含まれています。総じて、一人暮らしの半額くらいには生活費が抑えられます。
②「キャリーケースで引っ越し」できる
また、家具家電付きなので、「引っ越しがめちゃくちゃラク」なのも大きなメリット。筆者は何度も引っ越しをしましたが、荷物はその都度キャリーケースに詰め込んで、数箱の段ボールを送るだけで引っ越し完了でした。通常の引っ越しなら数十万円の「初期費用」がかかるところ、そうした費用はほとんどかかりません。
さらに、シェアハウスによっては台所やトイレなど、共有スペースは定期的に業者が清掃に来てくれます。住人に任せると誰が掃除するのかという話で揉める可能性があるので、もう業者がやります、ということなんですね。さらに洗濯乾燥機が備え付けというところもありました。
③家に誰かがいる、「一人じゃない」安心感
また、コミュニケーションありのシェアハウスには、「孤独感が和らぐ」という心理面の利点もあるでしょう。一人暮らしって、すごく寂しいなと感じることがあります(個人差が大きそうですが)。ご飯を一緒に食べたり、帰ったら「おかえり」と言ってくれる人がいたりすることで、生活がちょっとだけ豊かになりますよね。
仲良くなった住人とは「物の貸し借りをできる」のもポイントが高いです。筆者が暮らしたシェアハウスでは、喪服やPC、自転車、アイロンなんかをシェアしていました。
また、「普段接点がないような人と関われる」ことも学びになります。年齢や職業がバラバラの人が同じ屋根の下で住むというのは、シェアハウスならではかもしれません。
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