こんにちは、エディターの昼田です。

山形での2年半の移住生活を経て、東京に戻ろうと決めたのは3月のこと。でもね、腹が括りきれないわけですよ(笑)。フリーランスである以上、働く場所も住む場所も選べるわけで。このまま山形にいたっていい。しかも、私だけならまだしも、家族の人生にも影響してしまう。

 

家族が私の決断を応援してくれたとしても、前に進むのが怖い。
進みたいけど、進めない。
変わりたいけど、変われない。

こんなときこそ、私は洋服の力を使おうと思った。

 

以前の記事にも書きましたが、未来を先取りすることができるのが洋服のいいところ。未来の私が着ているだろう服を着るのです。早い話、見た目(外側)を変えるってことです。そうすると内側が必ずついてきます。過去にもこうやって、洋服から入って自分を変えてきました。内側を変えようとするより、手っ取り早いです。

東京に戻った私は、どんな気持ちでどんな毎日を過ごしていたいか。どんな経験をしていたいだろうか。「どうなりたいか」をイメージしながら、着ていたい服のイメージ画像も探してみたりして。

そんなとき、出会ったのがMEYAME(メヤメ)の真っ赤なワンピースでした。

ワンピース/メヤメ(ソークロニクル)

仕事でお借りしていた商品の中にあった一枚です。私が最も着そうにないですよね(笑)。自分でも分かってますので、当然ながら「自分では着ないな〜」って直感的に思いましたよ。

ワンピース/メヤメ(ソークロニクル)

でもね、着てみたら全然違った。なんだこのワンピースは! と大興奮ですよ。なめらかな肌触りと美しい光沢感。超絶シンプルなのですが、メイドインジャパンならではの高品質で繊細なものづくり。もうね、久々にボルテージが上がってしまいました。で、思った。「この服着て友達とパレスホテルでランチしたい」ってね。そんなワンシーンが頭をよぎった時、東京に戻ろうと、ぐっと腹に力が入ったのが自分でも分かりました。

 
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