こんにちは。エディターの昼田です。

Tシャツ/サンスペル

「役目を与えた服は、必ず果たしてくれる」という話の続き前々回はこちら前回はこちら

私がお話ししたのは、プロジェクトを成功させる服だったり、◯年後こんな自分になっていたいという服だったり……服にかなり明確な役目を与えた例です。

明確な役割でなくても、実は私たちって何気なく服に「役目」を与えているんですよね。

 

例えば、「マンネリしてきたから新鮮な服が欲しいなぁ」と思って買った服は、クローゼットで「新鮮な服」という役目を果たしてくれているし、「仕事で無難に着られそうな服ってないかなぁ」と思って買った服は、「なんとなくある無難な服」という役目をクローゼットで果たしているわけです。

そのほかにも、卒入園式などのセレモニー用として買った服。手持ちの服と合わせたいと思って買った服etc.……期待したとおりの役割を果たしてくれていることに気がつきます。

 


今の自分に必要な服を買う、それももちろんOKなんです。だけど自分を変えたい、ステップアップしたい、こんな私になりたい、というチェンジのタイミングこそ、洋服の力を借りるのです。未来のなりたい私が着ているだろう服を、今着る。すると外側(洋服)に引っ張られて、内側(自分)が必ずついてきます。

未来のなりたい私。たとえば
■憧れの〇〇さんのようにきれいめな格好をして、ゆとりを感じられる暮らしがしたい
■大きなプロジェクトを任されて、やりがいを感じる毎日を過ごしたい
■自然が近い環境で、好きな仕事を好きなペースでやりたい

実現するかどうかではなく、まずはこんな私になれたら最高だなぁと想像します。そのあとに「願いを叶えてくれる服」を手に入れていただくのがおすすめですが、買うときにいくつかポイントがあります。

 

1、普段は行かないようなお店、未来の私が行っているだろうお店に行ってみる
私の経験だと、行き慣れたお店よりも、いつもとは違うテイストのお店、今買っている価格帯よりも高いお店、行ってみたかった憧れのお店などで出会うことが多かったです。そしてふと目についたり、店員さんにおすすめされたり、偶然に出会うことがほとんど。だいたいが「今日は服を買うつもりじゃなかったんだけど、買っちゃった……」というパターンです(笑)。

2、必ず試着する
見ていいなと思うものと、着ていいなと思うものは違います。どんなものも必ず着てから判断します。着たときに感情が動き、なりたい未来の私の1シーンを体感できたものこそが「願いを叶えてくれる服」です。

鳥肌がたったり、その1シーンを想像すると体が熱くなったり、興奮ぎみになったり、体に反応があることがポイントです。

このワンピースの場合は試着したときに、プロジェクトが無事に終わり、スタッフ全員と笑顔でいる自分や、安堵感に包まれている1シーンがありありと体感できました。
 

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