バルコニーにもお出まし! しかし、控えめな最後列
戴冠式最後のハイライト、バッキンガムパレスのバルコニーに、国王ご夫妻や他のロイヤルメンバーの皆様がお出ましになった際、アン王女はというと、やはりいつもと同様、最後列にお立ちになっていました。あたかも、あえてご自分は前に出ないように心がけていらっしゃるかのように。
王位継承順位でいうならば順当とも言えるものの、あくまでも生まれながらのプリンセスであり、現国王の妹君。王室内でのお立場は実質トップと言えますが、自らを誇示することは一切されないのがアン王女。国民のために、やるべきことを淡々と熱意をもって行う。母エリザベス女王の姿勢を受け継がれ、決してブレない王女らしさが、このバルコニーでのお姿にも表れています。
戴冠式の終了後、連隊と
戴冠式、一連の儀式が全て終了した後、連隊の元へ向かわれたアン王女。敬礼こそ受けられたものの、これはあくまでも行進ではなく、普通に歩かれているシーンですが、それにしても指揮官としてのアン王女の貫禄がすごい!
名誉指揮官という、あくまでも実務ではなく儀礼上の仕事ではあるも、アン王女がいかにそのお立場や責任を果たされているかということが、この画像からも伺えます。
戴冠式の公式記念画像がこちらですが、この時もやはりチャールズ国王のお隣にお立ちになっているのはアン王女! 国王にとって、ウィリアム皇太子が若きサポート役なら、アン王女は全てにおいてこれほど頼りになる存在はないはず。もしや、国民にとっても、かもしれません。
英国王室の伝統的かつクラシックなファッション、麗しきユニフォーム姿など、今後も、ますますアン王女から目が話せません。
構成/高橋香奈子
前回記事「英国王室チャールズ国王の戴冠式レポート。「アレキサンダー・マックイーンを着こなす8歳」とキャサリン妃に感服!」はこちら>>
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