天ぷらや唐揚げをノンオイルで作れて、熱風循環のおかげでトーストもムラなくおいしく焼けるノンフライオーブン。完成した料理の出来や使用感、お手入れのしやすさを、〔ミモレ編集室〕の椿月さんがレポートします!
今回試すのはこの2つ!
軽くて小さめ。機能もシンプルで使いやすい!
シロカ「ノンフライオーブン ST-4N231」
同時調理やロティサリーチキンまでできる多機能タイプ
EPEIOS「ノンフライオーブン AO249A」
〔ミモレ編集室〕私が試してみました!
お試し品1
熱風循環で外は香ばしく、中はふっくら
シロカ「ノンフライオーブン ST-4N231」
コンパクトながら庫内は広め。一般的なサイズの食パンなら、同時に4枚を並べて焼けるほど広々。唐揚げは29%、えびフライは58%もカロリーカットができるノンフライ調理のほか、熱ムラの起きにくい特性を生かしたオーブン調理も得意。ホワイトとレッドの2色展開。ノンフライオーブン ST-4N231 ¥11880/シロカ
椿月’s Report
コンパクトで軽〜い! 感覚的にすぐ使えるシンプルな操作性が◎
時々、無性に食べたくなる揚げ物。唐揚げ、とんかつ、春巻き……。
でも油ハネ、温度や時間の加減、使用後の油の処理、服や髪、部屋につくにおいなど、多くのハードルに負けて、「揚げ物=お店でたべるもの」の考えが定着していました。
ノンフライオーブンはそんな高いハードルを乗り越えさせてくれるだけでなく、油不要でヘルシーというメリットつき。
ワクワクしつつも、そんなうまい話があっていいのかと半信半疑。
今回は、大好きな唐揚げを作って、2つの商品を比較してみました。
まずは1つ目の商品、シロカのノンフライオーブンから。
コンパクトで軽〜い! シンプルな機能と操作性が魅力的です。
まず驚いたのが本体の軽さ。小柄な私でも簡単に持ち上げられました。付属品も5種類だけとシンプルで、オーブンへの取りつけも簡単です。
コンベクションモードの250°Cで、まずは上段で10分、裏返して下段で5分の合計15分焼いて完成。コンベクションとは、ファンによって熱風が庫内を循環し、食材を効率よく焼き上げる調理方法のこと。
使用中は鶏の脂のにおいがするので、気になる方は換気扇を回しましょう。
庫内の窓が少し曇りますがちゃんと中が見えるので、様子を見て温度やモードを調整できます。
付属の取っ手で取り出し……完成した唐揚げがこちら!
きれいなきつね色です。火の通り加減が絶妙で柔らかく、ほどよいジューシーさ。
サクッと感はそこまで感じませんでしたが、軽い仕上がりでパクパクと食べられました。
公式サイトによると、唐揚げは油で揚げたものに比べて、なんと脂質56%カット、カロリー29%カット!
揚げ物を罪悪感なく食べられるなんて最高。
使用後の焼き網とトレーは衣や焦げが付いていて、落ちるか心配でしたが、水に少し浸してからスポンジで軽くこすると、スルスル汚れが落ちました。よく見ると少しだけ茶色く残っていて、完全にはきれいにならなかったので、その点は気になりました。庫内の油ハネはアルコールを使ってティッシュでふくだけできれいになりました。
特に気に入った点は操作がシンプルでわかりやすいこと。食材をセットして、温度、モード、時間をダイヤルで選択するだけなので、誰でもすぐに使いこなせそう。
場所をとらず軽いので、置き場所や移動のストレスが少ないところも良かったです。
機能面ではノンフライ料理以外にも、オーブン、トースト料理も可能で、ローストビーフ、アヒージョ、チーズケーキなど、手間を考えて諦めてしまうような凝った料理が気軽に作れて、洗い物も簡単。これで約12000円はお得だと思います。
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椿月さん
夫婦共働きで2人暮らし。平日は凝った料理をする時間はなし。日々の料理は、片付けや洗い物を少なくすることを重視しています。