人気のうつわを使うのがかっこいい? 答えは「NO」


日本では「一汁三菜」のうつわの組み合わが定番でしたが、いまは「メイン」のみ、または「メインとサブ」といった組み合わせも多くなり、本書によると必要なうつわも昔とは変わっているといいます。

この写真のように、いつものメニューをワンプレートで盛りつける例も豊富に掲載。美味しそうなのはもちろん、洗い物が少ないのもいいですよね。

「電子レンジNGなお皿は?」「ケーキ皿って何cm?」和洋中なんでもあり!「うつわ」上手になれるコツとは【うつわ検定®︎】_img0
(写真:『うつわ検定®公式テキスト 今の時代のうつわ選び』より)

それにしても、うつわ選びに正解はあるのでしょうか? SNSの広がりで、色々な人のおうちの食卓写真を見る機会も増えています。そのぶん、「我が家のうつわがパッとしないように見えてくる」なんてことも……。ですが本書では、人気のうつわを使うのがかっこいいかといえば、答えは「NO」だといいます。

 

そもそも、「“気に入ったものがない”と思ってしまうのは、うつわそのものにワクワクする要素がない場合がほとんど。また、“新しいものや人気のものがよいのでは”と感じてしまうことも一因に」なるそう。うつわ選びに迷わなくなるには、

・いつ使う?(大人数で/1人で)
・これで何を食べる?(盛りつけたい料理がある/いろいろ盛りつけたい)
・価格は?(高級なもの/リーズナブル)

など、「自分自身がどんなうつわを必要としているか、要素を整理してみる」ことから始めるといいそうです。