うつわの分類は「日本うまれ」「海外うまれ」へ


うつわを選ぶ際に、和食中心だから和食器を、洋食中心だから洋食器を、と考える人もいるかもしれません。ですが本書では、実は現在では「和食器」と「洋食器」の垣根は曖昧なものになりつつある、と教えてくれます。

 

「和洋中さまざまな食事をする今の時代は、和食器に洋食を盛りつける、またはその逆などもあり、それらが違和感のない使い方となりました。同時に、うつわの窯元、メーカー、ブランドの進化した技や、原材料の輸入・輸出も盛んになり、さまざまな国で和食器、洋食器ともにつくられています」とのこと。

つまり、現在では「日本うまれ」の和食器と洋食器、「海外生まれ」の和食器と洋食器、という分け方の方が自然なのだそうです。

「電子レンジNGなお皿は?」「ケーキ皿って何cm?」和洋中なんでもあり!「うつわ」上手になれるコツとは【うつわ検定®︎】_img0
日本うまれのうつわ(写真:『うつわ検定®公式テキスト 今の時代のうつわ選び』より)
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海外うまれのうつわ(写真:『うつわ検定®公式テキスト 今の時代のうつわ選び』より)

かつては、和食か洋食かに合わせて食器を選ぶのが定番でしたが、今は食生活の好みにとらわれず、自分がワクワクするうつわを選ぶ楽しみが広がっている、といえそう。