40代以上の婚活は、一体何をすればいいのか。そもそも需要があるのか。悩んでいる人は実は多いと聞きます。そんな中、結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸さんが講談社から『ワガママな女におなりなさい』という婚活指南本を出版したと聞き、アラフォー以上の婚活最前線についてインタビューを企画。

今回は講談社『With Class』の恋愛相談コラム「教えて! バツイチ先生」中の人、ライター・さかいもゆるが、40代からの婚活のリアルと結婚するためのアドバイスを根掘り葉掘り聞きました。

 

第1回「結婚相手を「好み」で選ぶのはNG!40代以上の婚活成功の秘訣とは?【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さん】 」>>

第2回「婚活に苦戦する「子供部屋おばさん」の失態。アラフォー以上で結婚できる人・できない人の特徴【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さん】」>>

第3回「外見をたった1日で変える方法!「最長6ヶ月で結婚に導く」驚きの婚活指導とは?【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さん】」>>

第4回「​99.9%の女性が惚れる男性の条件とは?幸せな結婚を手に入れる「努力」の方法【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さん】」>>

夫を操縦する「妻の賢さ」とは?夫婦円満のための「甘え上手な妻」を徹底解析【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さん】_img0
撮影/恩田亮一


先に愛して、愛してもらう。それが幸せ


バツイチ先生(以下、×)――結婚後のトラブルでよく聞くのが、モラハラの旦那さんのお悩み。でもモラハラって最初はわからなくて、子どもを産んでからとか結婚数年経ってから判明する人も多いみたいで……。モラハラの男性を避けるには、どこを見ればいいですか?

植草さん(以下、植草)――モラハラはね、交際中からサインが出ているはずなのよ。束縛する人はダメですね。「帰りは迎えに行くよ」、みたいなタイプ

×――迎えにきてくれるような恋人、嬉しいですけど、ダメなんですか?

植草――こっちが「帰りは迎えに来てよ」ならいいんですよ。でも「俺が迎えに行くよ」って言っちゃうのは、その人が主導権を握っているから。誰にも会わせない、電車にも乗せないし手を触れさせない、という束縛。それに愛されてる感を覚えるのは間違い。そうじゃなくて、自分が先に愛す。先に愛して、愛してもらう。これが幸せなんですよ

×――こっちが先に愛す……。よく恋愛マニュアルでは男性に追いかけさせろというけど、女性から追いかけてもいいんですか?

植草――先に愛して、そして向こうからも愛されて追いかけられなきゃ。愛されたら、もうこっちのものですよ。そうしたら主導権握れます。

×――どうやって愛させれば?

植草――甘え上手になること。できないものはいっぱいあったほうがいい。男性と戦っちゃいけないんです。それなのに、皆さん、重い鎧がついてるんですよ。社会の中でがんばって戦ってきていて、必要以上に重い鎧をつけちゃっている。その状態でお見合いやデートに行くと、男性をマウンティングしてしまうんです、「私はこんなにがんばってきてるのよ」って。誰もあなたがどんなにがんばってるかを聞きたいわけじゃない、結婚するかどうかの話なんだから思い切りセクシーさを見せればいいのに、その鎧が剥がれないんです。

×――年齢を重ねるほど、自分で何でもできちゃうし、甘えたり頼ったりができなくなる人が増えるのかもしれませんね。