SATCの続編ドラマ『And Just Like That…』ではグレイヘアやシワを隠さず、50代のナチュラルな姿でキャリー役を演じているサラ・ジェシカ・パーカー。エイジングを受け入れる彼女に共感が集まる中、人気DJハワード・スターンのラジオ番組で、実は常にボトックスかフェイスリフト手術を受けようか考えていたことを明かしました。
ハワードは、「ボトックスやフェイスリフトを受けようと思ったことはないの?」とサラに質問。
「いつだって考えてたわよ。どんな感じなのか周りにも聞いていたし。だけど結局、美容皮膚科でピールかなんかの施術を受けるくらいしかしなかったの。デコルテや顔の赤いポツポツを消すようなことしかしなかった。今になってから、あのときリフトアップ手術を受けておけばよかったな、と思う。受けるならば、昔からあるクラシックな施術を、それこそ44歳くらいで受けるべきだったかも。でも今更何かやったらバレバレだしね」。
私も30代で美容外科医に、「フェイスリフト手術は弛む前の30代で受けておくと老化防止になる」と施術を勧められたことがあるのですが、やはり、やるならなるべく早いうちに受けるのがいいということなのでしょうか。
ただ、世間は女性の外見に関心を持ちすぎるともサラは語っています。
「AJLTが配信されたとき、みんなは外見の老化のことばかり話題にしたわ。アンディ・コーエンと一緒にいるところをパパラッチされたときも、私にグレイヘアがあると大騒ぎ。彼は白髪で真っ白なのに何も言われなかった。男性は老けても何も言われないのに、女性が少しでも老いると指摘されたり批判されたりするのよね」。
結局のところ「アンチエイジングの美容医療を受けようと受けまいと、その人がドアを開けて外出するときに気分よくいられるならばどちらでもいい」というのがサラの結論。いや、本当にその通りなんですよね。
美容って結局は自己満足の世界。エイジングは自然の摂理でもちろん悪いことではないし、見た目の老化とどう付き合って受け入れていくかは、本人次第。現に、サラの顔にシワがあっても、彼女は変わらず魅力的に見えます。以前、今となってはサラの敵となってしまったサマンサ役のキム・キャトラルが言っていたように、全くの別人になるのではなく、自分らしいと感じられるためなのであれば、美容整形だって選択肢として全然アリ。
でもその、“自分らしさ”を保ったまま美容医療をバランスよく取り入れて若々しく見えることがなかなか難しいから、みんな悩むのですよね。
先日、シミ取りレーザーを受け、美容医療としてはかなり敷居の低いこの施術でさえ、 “戻りジミ”と言われるダウンタイムに現れる元のシミが濃くなる現象で5ヶ月も悩んでいる私には、かなり身につまされるサラの発言。「上手に老いる」って、難しい!
前回記事「アメリカの「親の七光り」最高峰、ジョン・F・ケネディの孫がレストランを猛烈批判して話題に」はこちら>>
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