『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)、『高校教師』(TBS系)、『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)など数々の名作ドラマを生み出してきた脚本家・野島伸司さんの新作『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が、8月6日よりスタートします。

『何曜日に生まれたの』(テレビ朝日系/8月6日(日)22時スタート)公式サイトより。
あらすじ:漫画家の父・丈治(陣内孝則)と2人で暮らす引きこもりの黒目すい(飯豊まりえ)。彼女が部屋に閉じこもってから10年が過ぎたころ、丈治の連載の打ち切りが決定した。「生活のためになんでもやります」とすがる丈治に、担当編集者の久美(シシド・カフカ)は、大ベストセラー作家・公文(溝端淳平)とのコラボを提案する。ジャンルは、鮮烈でピュアなラブストーリー。公文からの条件は、すいを主人公のモデルにすることだった––––––。

ミモレ世代のみなさんは、「野島伸司さんの作品を見て育った!」という方も多いのではないでしょうか。『未成年』(TBS系)や、『聖者の行進』(TBS系)などなど……。野島さんのドラマって、だいたいが過激でどんよりとしていて、目を覆いたくなる場面もあって。それなのに、初回の放送を見てしまったら、続きが気になって仕方がなくなる。私はこの現象を、勝手に“野島伸司マジック”と呼んでいます。

 

最近の作品だと、セックス依存症をテーマにした『雨が降ると君は優しい』(Hulu)や『高嶺の花』(日本テレビ系)で、見事に“沼”にハマりました。もう、続きが気になって気になって……。なので、野島さんにとって、地上波連続ドラマが5年ぶりとなる『何曜日に生まれたの』にも、すごく期待しています。

ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か……。先が読めない予測不能の衝撃作って、面白くならないわけがなくないですか!? 野島さんのことだから、すべての要素を詰め込みつつ、今の社会に向けた強いメッセージを込めた物語を描いていくのだろうなぁと思っています。