最近の私のもっぱらの関心ごとは、エイジング。そんな中みつけたのが、アメリカの45歳のスタートアップ企業の元社長が、年間2億円以上をかけて10歳以上若返りを果たした、というニュース。


ブライアン・ジョンソンというその男性が自身のツイッターアカウントで明かしたところによれば、彼は23年間、ずっと不摂生な生活を続けてきたといいます。

「私の肉体とマインドは23年間、打ち捨てられてきました。慢性のうつ病と肥満、酷い睡眠、3人の子どもの育児、スタートアップ企業の創立者でCEOは文化的行動は取らない(さらに過剰な砂糖と日光浴、ジャンクフードの摂取は増え続けるばかり)」。

「プロジェクト・ブループリント」と名付けたこの計画で、彼は自分の食生活とエクササイズと睡眠を注意深く監視。そして内臓年齢を測定する様々な検査を受けたといいます。その結果、肉体のエイジングプロセスを約31年遅らせ、身体の炎症は平均的な10 歳よりも66%低くなったとか。

米の45歳IT社長が2億円以上かけて肉体改造「加齢の進行速度を31年分遅らせた」_img0
「Bryan Johnson’s Blueprint」HPより。

彼が『Fortune』誌に語ったところによると、若返るために毎日100個以上のタスクをこなし、その内容とは、毎日100錠以上のピルを飲み、毎月70パウンドの野菜を摂取し、夜8時半にはベッドへ行くこと。そのための費用は年間2億8千万円以上かかったそう。

 

「どれだけ極端なことをしなければいけないとしても、どんなにエキセントリックな人間だと思われようとも、やり遂げなければならなかった。なぜなら私は年齢はすべてを捕らえて変えてしまうという一般的な思い込みがなかったから」

2年前にスタートしたこのプロジェクトにより、彼の肉体はあらゆる医学的見地において、ほぼパーフェクトな数値を出すようになりました。ジョンソンの目的は、人々をインスパイアすること。いくつになっても、生活習慣を変えるのに遅いということはないのですね。

ここ数ヶ月、就寝時間が深夜になってしまっていた私ですが、この記事を読んで、美容医療にお金をかけるより、まずは生活習慣を見直すことが大事なんだと痛感いたしました。何という、希望のあるニュース。2億円かけるのは無理だけど、とりあえず、今夜からは日付が変わらないうちにベッドに入ろうと思います!

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前回記事「ジェーン・バーキンが76歳で死去。「永遠のおしゃれアイコン」の愛と人生」はこちら>>

 
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