これまで「常識」「鉄則」とされてきたメイクテクやコスメ選びを1ヵ所ずつアップデートしてきたこの連載がプチリニューアル! 毎回コスメを1品ピックアップして、まったく同じアイテムなのに、使い方ひとつで、メイクがグッとあか抜けるコツをご紹介します。今回は、トレンド間違いなし! だけど塗り方が案外難しい!? 濡れツヤ単色アイシャドウを使いこなすコツをご紹介します!
 

vol.59
しっとりアイシャドウのムラづきは、ブラシ塗りで解消できます!

 

秋新色で多数登場している注目アイテムが、濡れたようなツヤ感が楽しめる単色アイシャドウ。ですが、これまでにリキッドやクリームなど、しっとり系アイシャドウを使ったことがあるという方、ご自身のアイメイクを思い出しながら、上の写真をご覧ください。左はアイシャドウを指でなじませたメイクの仕上がり。一方、右写真は、アイシャドウをブラシでなじませたメイクの仕上がりです。「湿度のあるアイシャドウは指で塗るもの」と思われがちですが、実はブラシを使うと薄く均一に、しかもまぶたにぴたっとフィットさせることができるんです!

 

しっとりシャドウ×ブラシ塗りで
塗りムラ、ヨレ感は解消できる!

 

濃い色やツヤのある色のリップを楽しみたい今日この頃。となるとアイメイクは少し軽やかに仕上げるくらいがバランスよくまとまります。そんな時活躍するのが、秋新色の中でも大注目のしっとり系単色アイシャドウ。ほんのり湿度を感じさせながらまぶたにフィットして単色で濃淡のコントロールができるので、使い勝手も抜群です。が、より今っぽく楽しむコツは、“ごく薄”で“肌にフィットさせる”こと。色を主張させるというより、ほんのりカラーニュアンスのある陰影をプラスする……くらいがおしゃれです!

「湿度のあるアイシャドウは指で伸ばす」というのがセオリーではありますが、ムラやヨレができてしまうという人はぜひ、ブラシを使ってみてください! こまめなブラシのメンテナンスは必要になりますが、しっとりアイシャドウを断然薄ピタに塗ることができるので、今っぽさが増すんです! 

 

こちらは、リキッドアイシャドウをまぶたに直置きして、指でぼかしたメイクの仕上がり。しっかり伸ばしたつもりでも、塗りムラや指の後が残ったという経験、みなさんもありませんか? これでは本来のアイシャドウの良さが活かしきれていないかも!
 

 

こちらは、リキッドアイシャドウを、ブラシを使ってまぶたになじませたメイクの仕上がり。まぶたに一体化するようなフィット感と上品な湿度感のある目元になっていると思いませんか? ブラシを使い、目のキワからアイホールの外側へと塗り広げると、美しいグラデーションも作れるので、単色で十分アイメイクがキマります!

 
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